時計の革ベルト交換

2023年12月5日(火) 『本日12/5は火曜日の為定休です』

名古屋駅前の桜通りに並ぶ銀杏の木々も刻々と時を刻み、黄金色の幻想的な景色もまさにピーク。同時にぐっと寒くなり、冬の香り漂う季節が到来〜。数十年前のある日の記憶がチラチラと脳裏に浮かぶ、とっても懐かしい初雪の日の想い出。 教科書覚えたりするのがとても苦手だったけれど、想い出に関する記憶だけは山ほど覚えているから人の脳ってすごいなぁ…。

そんな今日は、小さな時計屋「得意なこと」のひとつ、時計革ベルトバンド交換の一例をご紹介させていただきますので、時計の革ベルト変えたい方、お持ちの時計を少しイメージ変えたいなとお悩みの方、の参考になれば幸いです。

時計に合わせる、時計に似合うベルトを選ぶ、それはもちろん大切なことですがそれより何よりその革の雰囲気(色カタチなど)がお持ち主様のお好みに合っているか?の方が大切だと思うのでそこ、お忘れなくッ、ていつも思います。

↑こちらはBurberryバーバリー、接続部分をカット加工してお取り付けさせて頂きました。厚みがあるわりにとても柔らかくしなやか、マットな質感で特にお色の深みがイイ感じです。sheepskin独特の風合いがこの冬気分をアゲてくれるのでは?

↑こちらはアンティークのOMEGAオメガ、オーバーホール(分解掃除)の仕上がり後革ベルトも交換させていただきました。ゴールド一色の時計から、シンプル且つアンティークの王道の雰囲気に✴︎ 何度かご紹介している当店イチオシのシェルコードバンのブラックをお選びいただきました。 ミシン糸のピッチも細かく入れられており、アンティークとの相性抜群。 ブラックと言っても漆黒というよりはチャコールグレー寄りのお色合いで、このお色が文字盤が色焼けしたアンティークオメガと寄り添いあっている様で、素敵な仕上がりに。どちらも勝ちすぎず共に引き立てあう、みたいな。^ ^

時計と革ベルト、革ベルトとお持ち主様、もちろんお持ち主様と時計、このいづれもの相性がバランス良く治ると、お互いが寄り添い合い引き立てあう絶妙な『イイ塩梅(頃加減)』?笑…、を創り出す。

それは、毎日をほんの少し変えてゆく力を持っている。

ご縁で繋がる皆様に、それぞれ良き時が刻まれます様に。

革ベルトのクリック加工 時計革ベルト交換あれこれ