古い時計の修理
ここのところ、「古い時計なんですけど修理する事はできるのでしょうか?」
というご質問をよくいただく。
どこを基準に「 古い 」 とするのかなぁ〜、と思ったりする。
10年経っていると「古い」と感じる方。
20年経っていると「古い」と感じる方。
いや、30年、40年経っているとようやく「古い」と感じる方。
感覚はそれぞれ。 特にはっきりとした「 定義 」がある訳ではない。
それゆえに、諦めてしまっている方も多い様です。
例えば、どこかのお店で「メーカー修理が受付終了している」と言われれば、
「古いからもう治らないんだ」と諦める。 ……みたいな。
当 小さな時計屋 では、年代問わず修理のご相談をいただいています。
メーカーさんでも、買ったお店でも、どこでも修理できる時計はもちろんですが、
それより、どこかで「修理受付できない」と言われた時計こそ、
諦めずお見せいただきたい!なと思うのです。
アンティーク、古い時計、色々言い方有りますが、この基準は曖昧。
アンティークでも修理は当然できるわけで、当時のモノこそ
現代の大量生産モノと違い、丁寧に作られていてしっかりしています。
「形見分け」などで先代から譲り受け手にした時計。
数十年前に初めて手にした思い出いっぱいの時計。
引き出しの中から昔親が使っていた時計を見つけた、そんなブランド時計。
など、10年、20年、いやいや50年60年と経っているものでも、
どうぞお気軽にご相談ください。
時計のメンテナンスをし、ベルトを変える、そして蘇る。
毎日そんな時計場面に出逢えるのが、そんな時計達に出逢えるのが、
楽しみデス(#^.^#)
テル