10月25日(日)

小さな時計屋起業から17年目の秋。

以前より増して貴金属やジュエリー修理のご相談やご依頼を頂くようになった。

貴金属の修理を担当してくれている職人Uさんの目利きや技術、何よりも

向かう姿勢がイイからに他ならないと思っている…。

こういった、ご縁にまつわる運の良さだけが、私を導いてくれている。

少し前のこと。秋のお彼岸過ぎの頃、「お念珠の修理はできますか?」というご質問

と共に、数件のご依頼をいただきお預かりをさせていただいていたお念珠(数珠) 達。

ここのところ、次々と仕上がりの時を迎え、

復活したお念珠達がお持ち主さまの元へと帰還してゆく瞬間に立ち合う。

糸も房も新しくなり復活したお念珠をみると、

そこに宿っていた想いがまた新たに紡がれ、より深く想いがこもってゆくような、

なんとなくだけれど、なんだかそんな気がして、胸が熱くなる。

お念珠の修理に関しては、宗派により房の種類もお色も、大変多くございます。

一般的な房以外ですと、納期的に少し日にちがかかることもございますが、

人絹、正絹、をお選びいただき、房のお色をお選びいただき、

可能な限り忠実に、ご希望に合わせて、お直し致します。

男性は茶が一般的。名古屋では、女性は紫房のものと白色房の本連タイプの2種類を、

法要か、告別式か、などによって使い分けられる。というお宅が一般的の様です。

「名古屋ナンチャラ物語」じゃないけれど、冠婚葬祭に対する、各ご家庭の考え方や

しきたりも、ここ数年で随分、そのこだわりを耳にする機会も、減りましたが(笑)

「新品なのに房の色を変えて欲しい」なんて声も以前は良くお聞きしていましたので

名古屋はやはりそのご家庭による様ですね。

お念珠のことでお困り事があればどうぞ、お気軽にお声がけくださいね。

ひとつでも多くの生命が、今日も1日幸せで在ります様に。