革バンドのカット加工について

2023年11月7日(火)『本日11/7は火曜日の為定休日です』

北風さんものんびりさんの様で…(笑) 11月一週過ぎてもひんやりの気配なく、何だかとても過ごしやすい気候が続いている名古屋です。(ほぼほぼ地下にいるのですけどね^ ^) 山間部では流石にそろそろ紅葉も進みはじめる頃なのかなぁ〜、こんなふうにして コレまでにご縁いただいた美しい秋の景色を想い出し想像するだけでも幸せな気分になれるのだから、記憶を操る人の心…てホントすごいですよね(しかも都合よく上書きまでしたりして)

そんな今日は時計の革ベルト交換の中でも、時計とベルトの接続部分が特殊形状でカットや加工が必要な場合の事例をご紹介させて頂きます。需要が多く、お困りの方が大変多い様ですので、1人でも多くの方にこの情報がと届きます様にと願いをこめて……。

加工が必要で、でも加工を受付るお店が少ないのもまた事実の様で諦めている方も多い、起業当初から加工も引き受け続け20年目、定着したのかここ数年は毎日の様にご依頼をいただく様になっている。おかげさまでスタッフの加工技術は経験値と共に上がってゆく。だからこそ、自信を持って躊躇なくお受けできる訳で…。

いかがでしょう?この仕上がり。綺麗だと思いません!?笑💦

取り付けさえすれば良い、ではなく例えば「半年後に気持ちよくお使いいただける様な仕上がりに」とイメージして、カット部分から傷みはじめるのを防ぐために、ハンダで焼き溶かし、しばらく置いてから色合わせをしたコバを塗り、しっかり乾燥させてから時計にお取り付けさせていただく。カット面の中材の色が見えたり、変色したりしたら腕に乗せていても見た目がカッコ悪い。そんなことのない様に。

できるだけ手数を増やして手間暇かけさせていただく。

もちろん時計革ベルトの加工だけのお話では無く、時計・ジュエリーの修理はどんな事でも同様、可能な限り手間暇かけて非効率を追求している。

小さな時計屋にご縁をいただくお客様方それぞれがそれぞれに良き時を、どうか気持ちよく過ごせます様に。