2023年8月1日(火) 『本日8/1は火曜日の為定休日です』
この季節、日が長いおかげで時々だけど逢える 『昼と夜の間の空』 が好き。青い空の下に在りながら名古屋駅ツインタワーが淡いオレンジに染められる…。じわじわと時が流れある瞬間に街の色がすぅーっと変わる。 自然の美しさや儚さを街中に居ながらしみじみと感じられる貴重な景色(時)。
時の流れを計る時計の修理。コレが生業となったのはなぜだろう、どんなご縁があったのだろう、この答えを奥底でずっと探している。およそ20年経ち、真には辿り着いていないけれど近づいてはいるような、そんな気がしている。この世はご縁に触れることでしか成り立っていないという事だけは確か。 『袖触り合うも多(他)少の縁』 コレに尽きるだろう、と感じるからこそ、知りたい事が次々と溢れて仕方ないこの頃。小さな子供みたいに、なんで?どうして?て想いと、時が来たら分かるから今はイマを生きていたらいい、と言い聞かせ心を黙らせる想いと。 まだ大人になれてないのか…笑💦
時計やジュエリーなど、縁をいただいたモノを大切にする。想いを込めてモノと向き合う、感謝し共に時を刻む事。たったコレだけで人生ナニカが静かにとてつもなく大きく変わってゆく。この事を、1人でも多くの方にお伝えできたらいいのだけれど。良い方法が見つからず「伝えなければ」なんて使命感さえ芽生えかけたりして、おかしなエゴにとらわれる…。それぞれだからいいんだよ、分かってる、でもだとしたら…。 おかしいぢゃん!!てッ。
月と太陽の様に 互いを照らし合う、お先にどうぞ&ありがとう のぐるぐる循環。地球上は共存共栄の関係性が最強にバランスよく保たれた上で成り立っている。 自然はいつだって自分の痛いとこを付いてくるし、背中押したり元気勇気をフル満タンにしてくれたりもする。もれなく人間だって大きな自然のカケラにしかすぎないのにどこかで、一部ではなく別格だと考えている節もあり。 現代の時計ができた歴史、鉱物がジュエリーとして生まれ変わるまでの遠い遠い道のりに想いを馳せモノに宿る想いを大切にすると、必ずご縁が繋がり流れが変わってゆくモノ。 その繋がりこそが人の世かと…。そんな風に想えます。
時計に想いを添えてお直しさせていただく、時計の歴史に関わった全てに感謝しながら送り出す。コレがナニカ小さくでも時トキのお直しに繋がっていたらいいな。そんな想いでお仕え事…。
さて、本日は定休日。たまにはほんとにお休みしよう。決めた!ナニモシナイを味わおう。
皆様どうぞ今日も素敵な1日をお過ごしください✴︎