2023年2月3日(金) 節分
2023年ひと月を締め、あっという間に2023年節分。
不思議と毎年大きな起点になっている。今年もきっと転機となりナニカ流れが変わってゆくのだろう。 たとえば目には不安や不幸にしか視えないことであったとしても、大きな流れの中ではそれぞれにとって良き流れが届く節の分かれ目となる様にできているのだろう。それが『節分』という事なのではないだろうか。 とにかく私としてはとりあえずはこの寒さに負けず、なんとか体調を整え、届く流れに身を委ねられる自分で(店で)在りたい。そう願うばかりです。
そんな今日は小さな時計屋の強みの一つ、金属ブレスの修理についての実例をご紹介。
金属製SSバンドの破損は、破損部分の一部(又はバンドごと一式)の交換をするか、溶接(ロー付け)修理での対応となる。 メーカー(ブランド)によっては部分的なパーツの供給はしておらず、バンドの破損は一式交換と判断されるものが多い。
コレを少しでも解消したくて『金属バンド破損の修理』に力を入れあれこれ試してきた小さな時計屋の歴史。 ずいぶんいろいろな事が可能になっている。年代的に時計本体も不具合を起こす可能性が高いと判断し、時計は外装洗浄と分解掃除を、金属バンドは破損箇所のロー付け修理と洗浄クリーニングを。 ひと月後、共に仕上がった上で再会し、改めて合体。
復活への行程を見ているこちらがコレだけ嬉しくなるのだもの、時計は当然喜んでいるはず。そしてこの時計を腕にのせるお持ち主さまはその喜び波動を全身で放つ時計と共に、時を刻んでゆく事になるのだろう。
こうゆうの、本当嬉しい!! これをお仕え事としている自分がなんと幸せ者かと想える。
金属バンドの破損。修理が必要だけど、どこかで断られてすっかりそのまま本当にできないと思いこみ、諦めている方が大勢いる。お一人でも多くの方に、修理可能な現実がある事をお伝えできたらいいなぁ。
さぁ、いよいよ節分からの立春!! 気持ちよい流れに身を委ね新たな始まりの時を、どうぞ充実のうちにお過ごしくださいませ ^ ^*
さきくませ♡