2023年8月25日(金)
毎日の様に1日のどこかでゴロゴロピカピカザザァーッ。
普段は地下で過ごしているので湿度や空気感で感じるだけの事が多いけど、自宅に居る時は敏感。降り出す前の匂い、辺りの気を包むあの独特な感じが、なぜか時々ほんの時々だけど「なんかイイな…」て感じることすらもある。『少し気を落ち着かせて雨を聴き、眺める時間をつくったら?』と天が現代を走り抜ける人々に問うているのかもしれないななんて思ってみたりもして…(私の勝手な想像ですw)
そんな季節はモノごとの整理整頓やメンテナンスが一番向いてる季節とも想える。 てことで、今日はリングのお直しについてご紹介させていただきます。
数年前にも同じ様にメンテナンスさせていただいたペアリング。数年おきにこうしてメンテナンスのご依頼をいただくことに喜びを覚える。それぞれ0、5〜1、0大きくサイズをお直し、傷を取り、磨き直してピカピカになって復活したリング達。リングはもちろん、お持ち主様方が共に刻んできた時をメンテナンスさせていただく想い。
こちらはお若いお嬢さんからのご依頼。おばあ様から受け継いだリングのメンテナンスを、とのことでピカピカ艶々の鏡面(ミラー)仕上げに。 仕上がりを手にした時の笑顔がとっても印象的でした。きっと、効果抜群のお守りとなって彼女を護ってくれるのだろう、と感じた。
長年ご愛用されてきたリングを綺麗にしたい、とのご依頼。サイズ合わせをし全ての小キズを取り、磨き直すだけでまるで新品のリング同様の輝きを放つ。初めて手にした時の感覚が使い手の身に宿る、するとナニカが変わってゆく、と。それを信じてこの仕事をさせて頂いてる。
大切なモノのメンテナンスは、モノだけではなくナニカを静かに替えてゆくチカラがあると想うから。
9月半ばまで続く彗星の逆光期間。今まさに身体や持ち物、モノごとのメンテナンスをするには絶好の期間とも想えます。嘘みたいだけど本当のコト。
どうか全てがそれぞれに良き様に在ります様に。
ありがとうございます。