想い出の復活

想い出の復活

小さな時計屋を起業しいつの間にか随分経ちました。

賢い経営者ではないので短期も中長期計画も、計画立ててそれを実践!するのは

どうも苦手な様で…。

自分を信じ、仲間を信じ、そして何より運を信じ。

やる事やって、観たいお花の種撒いて、あとは「行き当たりバッチリ」と思ってきました。

そして、コレからもココだけはおそらく、ブレないと思います。

その時々で、課題も有るし、テーマも有る。

想い出の復活〜

時計貴金属の修理を通して、モノに対する想い、時に対する想い、紡がれている人の想い、

の大切さを想い出していただけるように導けるような主治医になりたい!

いや、なる!!コレは絶対にゆずれないし、譲らない!!

(まだまだ到達には程遠いのが現状ですが…)

昨年末に、お父様が遺された時計3点の修理をさせていただきお届けしたお客様から、

こんな素敵なメッセージを頂きました。

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父の時計の修理をしてくれて、ありがとう。

休日はネジを巻いて、時計をつけています。

この時計をつけていた若い父は、どんなことを考えていたのかな?って

思います。時間が動き出しています、父と私の時間です。

どうもありがとう。

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思わず、涙が溢れました!! (1人で号泣)

そう、コレ。 こんな事ができる店に、人に、なりたい!!

まさにコレは16年ずっと目指し続けてきた事であり、小さな時計屋の存在意義。

まだまだ。ほんとまだまだなのですが、少しでもこの想いを広めたい!

弱肉強食かのような、ナニカ少し違う気がする今の資本主義社会。

効率や利益や数字に囚われる様な考え方が正しい様な気配が横行する中で、

手のかかる、リスクのある、一見効率の悪い、目には見えないナニカを追い求め

続けている自分のやり方。

経営者の先輩方には「それ経営者として間違ってる」と幾度となくご指摘を

頂いてきましたが、今ようやく…その呪縛から解放された気がします。

数字なんてものは、目指し追い求めるものではなく後でついてくるモノ。

未来が過去で、過去が未来。

時に携わるお仕事をさせていただきながら、自らが教わりご教授頂いている現実。

経営とは、人が人生を学ぶ塾の様なものなのかもしれませんね。

お客様からいただくお言葉が、良きも悪きも通知表。

そういう意味では花マルいっぱいの通知表いただける様に(笑)

気持ち新たに一意専心!!

スタッフに助けられ、お客様に助けられ、ヨシ!ガンバロ〜(笑)

小さな時計屋は、皆様のおかげで、ゆっくりではありますが

成長させて頂いている様です!!

感謝いっぱいの令和2年の冬!!

ありがとうございます😊

てる