2023年9月22日(金)
曇りマークを見て折りたたみ傘を持ち歩いているけどほとんど使わない毎日。先日諸用で出掛けた三重県で、ようやくお気に入りの傘が活躍する時が来たぁ〜、嬉しいようなそうでない様な…複雑な気持ちで傘をさした。歩きながらちょっと気持ち良かったりもして🥴 短時間で降る土砂降り、直後は道がもう小川のよう。自然の循環の一面なのだろうけれど…複雑。 近鉄電車窓からの絶景を観ながら気づけばモノゴトの表裏についてあれこれ考えていた。こうゆう時間(思いつく事にただ想いを馳せる)が、以前は毎日あったんだな、と電車通勤を懐かしくも想えました。 全ては、抱き合わせの表裏一体のバランスでできている様です。
先日京都で感じた事…。ひとつひとつが丁寧に創り上げられているモノをいただくと、心身に浸透し美味しさが沁み入る。 それと似たような感覚に出逢う度に「お仕え事に一番必要なコト」について意識が向く。 🎵高価な墓石を建てるより安くても生きている方が素晴らしい🎵(大事Mブラ〜) お気に入りの声が曲に乗って私の脳裏に響き渡る。 ……セーターは編ま(め)ない派、でしたけどッ！
時計・ジュエリーの修理を生業にして20年目。「価値」はそれぞれ、モノの値段とは別に想いの価値が在り、その価値こそを。小さな時計屋としては、そこが一番に大切にしたいコト！なのだと感じる。 もちろん値段を含めた世間的価値をお持ち主様にお伝えするのも修理屋の役割なのだろう、とも思うけれど。
お持ち主様の想いを宿してきたモノ達を復活させるお手伝い。どんなモノでも使い手の想いが宿る。お料理も、お家も、もちろん曲も、なんだって。想いを込めて携わらせていただくコトでナニカがそっと静かに変わってゆくコトを身を持って体感してきたからこそ、のお役割りもあろうかと…。
ご相談に対する修理内容のご提案はできるだけ分かりやすく的確に。手を入れる内容や金額はあくまでもご提案を、その上でのご選択と決断はお持ち主様に委ねる。十分にご納得いただけた上でお預かりをするコトを決して怠らない様に。 日々多数のご相談をいただくこちら側と、大切なモノを他者に預け無ければならないお持ち主様側の立場の違いは表裏ほど違う。届かないし真逆、だからこそお持ち主様側の立場に寄り添う事を忘れず、常に強く意識しておく必要がある。と…。
年に12回以上、京都を訪れる度にそう想える。この縁も奇跡だな。想いの深さは少しずつ深くなってゆくのを感じている。 有り難き仕合わせに、ただただ感謝^ ^ という事。 20期がスタートだ〜なんて思っていたのにすでに9月も後半。巡り合わせによって人生の流れは変わる、だからこそ心を整え、場を整え、お仕え事に向き合わなきゃだな。
関わる全ての皆様がそれぞれに良き時を過ごせます様に✴︎
