2021年9月24日(金)
生き物全ては、生まれた瞬間から死に向かう。目に見えるのは成長の過程として満ちてゆく事だから、それこそ死とは真逆に歩いている様にも思えたりする、のだけれど。
なぜそんな事考えるかって!? お彼岸であることに加え、今日9月24日は私にとってかけがえのない存在である祖父の、生誕100周年記念日だからかな。100年前の今日、大正の世に生を受け、戦争経験をしながらも生きていてくれたことが、私の命に繋がっているわけで。 誰をも否定せず、不平不満泣き言一切いわず、ただただ姿勢を正し、まっすぐブレずに医師の道を歩き続けた祖父の存在は、誰よりも何よりも私の人生の指標になっている。
ブレブレの私でも、あの方の血を間違いなく受け継ぐ者。お彼岸だから尚のこと!? 祖父がそばにいる様に感じます。優しく穏やかな声がいつだって聴こえる気がする。
人も、止まってしまった時計が復活の時を迎え、気持ちよさそうに時を刻み始めるのと同じなのかもしれません。
祖父の腕の中で時を刻んでいた時計が今、令和3年の時を共に静かに刻んでくれています。
て事で、生誕100周年祝! 今日はまたひとり、ケーキでお祝いです(笑)