2025年12月23日(火)『本日12/23は火曜日のため定休日です』
冬至を迎えるにあたり、帰宅後夜遅くから水回りのお掃除。あっちこっち窓を開けっぴろげて空気を入れ替え、それから歯ブラシを替えたり盛り塩のお塩を入れ変えて、そんなこんなで迎えたゼロリセットの冬至点。突然のあれこれも舞込み、オロオロハラハラもしましたが、例えそう見えなくとも、どうか、どうかコレらの全てが善き時の始まりであります様に🙏と祈らずにはいられないはじまりとなりました。


どうかそれぞれに善き時が それぞれと共に在ります様に🙏 考え方も価値観も善悪も全て人それぞれ。正義感が戦争の始まりの様にも想えるし、無関心と知らぬが仏はとても近い気がするしその線すらも曖昧。だからやっぱりそれぞれの世界線の上でそれぞれに善き様にご機嫌でいられたら それでイイと心底想う様になった2025年。


小さな時計屋ができる事、私にできる事。例えば、時計バンドを変えたいなぁと検討中の方がお越しくださった時に、少しお手伝いをさせていただく。そもそも『お手伝い』なんてそんなえらそなものじゃ無いけれど(笑)
少しお話をする中でどんなイメージをされているのかがはっきりされていればそれに合わせて、漠然とであれば私のイメージでいくつかをご提案(ご紹介)をさせていただいたり。 そんな事例から、個人的一推しでもあるエミッタシリーズのシェルコードバンについてご紹介を。ご相談いただいたのはIWCのアンティーク時計。とても素敵な仕上がりでした😊 文字盤の少しやけたアンティーク感と煉瓦色の様な赤茶のコードバンがなんとも言えない相性の良さ⭐︎ ミシン糸のピッチの細かさや縁の面取りなど細かい部分まで丁寧に手仕事されている質感の良さが、血統の良い時計とイイ感じで響宴しお互い引き立てあっており、仕上がりを手にしたお持ち主様のご満足そうな笑顔が印象的でした。


こちらも同日のこと。ジラールペルゴの金属バンドを黒色の革バンドに変えたい、とのご希望でした。シェルコードバンのクラシックブラックをご案内。少しチャコールグレー寄りのステッチが文字盤のアイボリーとの収まりが良いようで、二針+スモールセコンドの黒針と艶っぽいコードバンとの相性も抜群の仕上がりでした。こちらも、仕上がりを手にしたお持ち主様がご納得のご様子でニコリ。
時計の革バンド交換をするだけで、ナニカが少しだけ変わってゆく。そんな風に、誰かの時を整えるお手伝いがほんの少しでもできる事が幸せです。
ネット上にも近隣にも沢山のお店がある中、なぜか小さな時計屋とのご縁を下さる全ての方々に、感謝いっぱいです🙏✨
(何より、いつでも丁寧に作業をしてくれる技術スタッフに一番感謝ですけどね)

