時計の修理 職人
時計の修理職人、と呼ばれる方々。
頑固でこだわりが強く、自分の腕には自身があるからこそ、
再修理となるとあまり気持ちよく受けてくれない。
そんなイメージがどうしても否めない。
「こんな使い方してるからだよ」
「落としたりぶつけたりしたんじゃないの」
「 精度が悪くなってもいいならいいけど」
………なんて言葉も時々ある。
今朝は、昨日お預かりしたS様のアンティークウォルサムの再修理について
職人さんと相談。 というかお願い、に近い……かな(笑)
オーバーホール(分解掃除)から1年が経過しているし、保証期間は基本6ヶ月。
しかもアンティークともなると、保証はあってない様なモノだったりする。
失礼承知で心して、再度の修理が必要になった事を、伝えた。
お気を悪くされない様に!とすこーし気を配りながらも、
お客様からお預かりした時の事、お客様のおっしゃったお言葉、
そしてご相談頂いた際に実際接客をした私自身の気持ちや希望。
でも、この方はステキ!!
「あれだけ手をかけ大変な思いをして手がけた時計だからこそ、
せめて2年は不具合を起こさない様にしたつもりです。それは
私のプライドが許さないから、できる限り可能性を追求します。
情報ありがとうございます。できる限りの事を、と思いますので
お代はいいですのでお時間だけください。」との言葉。
職人さんの中でもこの方は違う!
プライドが高く志を持って取り組まれているからこそ
できるクォリティーの高い修理。
あちこちで断られてきたモノを復活させるには、
こうゆう熱〜い想いを持つ職人さんが増える事が不可ー☆
腕はもちろん天下一品!
こんなステキな職人さんとご縁をいただけている事が、
とても心強く想える。
Oさん、ありがとうございます(#^.^#)
スタッフの椿地君も、いつかこうゆう職人さんになるのかな(笑)
いや、このままいくともっとステキな職人さんに成長するはずです(笑)
乞うご期待 ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
明日は東海地方は大荒れのお天気の予報。
皆様お気をつけてお過ごし下さいませ。
テル