時計革ベルト交換あれこれ

2023年8月4日(金)

月が満ち、暑さもピークを迎え、セミ達の命も次へと紡がれ、手前ごとではあるが小さな時計屋も19期末月を迎えた。 いよいよ、二十歳の誕生日を迎えることになる。しみじみと鑑賞に浸るのは少し先に置いておき、先ずは今月末を少しでも前向きに迎えられるよう、全身全霊を込めて全力で走り切りたい!と✴︎ そんなふうに自らを奮い立たせる8月です。

GSの革ベルト交換/ヒルシュ モデナブラック

現小さな時計屋 JR名古屋駅店 思わぬ3年間も経験した上でこの夏こうしてご商売をさせて頂けているコト。コレはキセキのサプライズに違いない、と思っている。だからこそ、この先はコレまでいただいた恩恵を未来へとお届けしてゆけるようなお仕え事をしよう、と。

ブッフェラーアンティークオーバーホールとガラス・ベルト交換/エミッタ ワープロラックスブラウン

例えば、時計のベルト選びなら。 少しでもお持ち主様のご希望に沿えるよう全力でアンテナを立てヒアリングを怠らない。候補にあがったベルト達それぞれのメリットデメリットをお伝えしその上でお選びいただく様心掛ける。もし思うようなものがなければ、宿題をいただき一週間程でサンプル数点をご用意させていただく。もちろん、最終的には別作でご希望のベルトを1からオーダーでお作りさせていただくところまで対応できる様にしている。

カルティエ/ロシェ バッファローブラックをカット加工

時計とベルトの接続部分が特殊形状のものであればカット加工しカット面を焼き溶かしコバ塗りを施した上で取り付けさせていただく。

エミッタ シェルコードバン/クリック加工

革ベルトのカット加工や脱着簡単クリック加工、コレを綺麗に仕上げられるスタッフの居る店はそう多くないのでは無いかと思う。しかも加工の工程も手間暇を可能な限り増やし丁寧に仕上げる。うちのスタッフの経験値、マジ最強かと。(最近ご縁方からのご依頼も増えてるてことはそうゆうことなのかな?て…)

できることの中でできる限り。もちろん全てなんでも出来るとい訳ではないけれど、お役に立たせていただけることがあれば何なりと。てその想いだけはあるつもり。

そんなこんなで19期末月。スタッフ共々補い合いながら、一意専心の想いを込めて頑張らせていただきまーす。