アンティーク(GRUEN)の修理
GRUEN(グリュエン)のアンティーク、アールデコ、ロングケース。
おそらく1930年代のこの時計…。
少し大掛かりな修理となり、長くお待たせをしましたものの、
無事、パーツ作成を含む分解掃除を完了し、モレラートの別作オーダーで
革ベルトをお作りし、ようやく本日 K様のお手元にお渡しさせて頂く
事が出来ました (#^.^#)
1930年代……長い長い長〜い時を経て、2015年の春 しかも日本で。
また新たに復活を遂げご主人K様 の元で時を刻み始めたGRUEN。
戦争があり、バブル崩壊があり、激動の時代を生き抜き、
今ココ「モノづくり大国 日本!」で復活できて、きっと時計も本望だろう。と思う…
モレラートのこの革も、とってもいい感じで、質感やお色がK様のお手元にマッチ
していてグーッ ( ´ ▽ ` )ノ アンティークによく似合うドナテロ形状。
お客様には、とにかく感動する程喜んでいただく事。
同時に私共も自らの仕事結果に満足し、嬉しくなり笑えてしまう様な仕上がり!
こんなステキな事ってそうそうないです。
他にも、今日は沢山の修理品の仕上がりをお客様にお渡しさせて頂きました。
皆様からいただく沢山の「ありがとう」の言葉と笑顔が、
小さな時計屋スタッフ全員のエネルギーになります(#^.^#)
さぁ。明日はどうやら空の雲行きは怪しいようですが、
心はポカポカにし、太陽さんいっぱいに輝かせて過ごしましょう(笑)
とにかく、今日という素敵な1日に、ただただ感謝☆
テル