時計ベルト交換〜 「選ぶその時」を体感すること

2022年11月22日(火) 〜本日火曜日定休日〜

ホームページの不具合から1週間。何とか復活と共にリニューアルし、初のブログ投稿となります。

(さて大丈夫かしらん?なんせアタシなので不備がございましたらごめんないッ💦)

立冬を過ぎ、駅前の桜通り沿いの銀杏並木も黄色に変わりはじめ、ようやく秋めく名古屋駅界隈。

日中は時折汗ばむ陽気、朝晩はひんやり、なんだか調子狂っちゃいがちな季節ですね。駅構内でもあちこちでコンコン、クシュンクシュン、している方をお見かけします。 それぞれしっかり体調整え、ごきげん様に過ごしたいものです。

名古屋駅前からの十六夜

少し話題が古いですが、数百年ぶりの皆既月食(惑星食)奇跡の天体ショー、ご覧になりました?

妖気さを感じるほどの美しさ、昔の人々が直視するのを恐れたという説も理解できる様な、なんとも不思議な感情に心奪われる夜でした。翌十六夜の空は、また何とも暖かなエネルギーに満ち溢れた輝きで、徒歩通勤中何度も何度も立ち止まり、都度空を眺め溜息が出る様な美しさに見惚れ、至福のひと時となりました。 次はまた数百年後。それを想えば、人ひとりの人生は、ほんの束の間の出来事だ(笑)

そんな今日は「選ぶ」という事について。

今日はパンにする?それともお米? ドライブのお供にどの曲を聴く?通勤路を少し変えてみたり?カツサンドはソース?味噌? とかって、毎日毎日限りなく小さな選択によってのみ前に進んでいる私たち。 あてがわれるのではなく、自分で選ぶ(選択)事でより愛着や親しみが生まれ、自然と大切にしたりもしながら。

ヒルシュ革ベルト
ヒルシュ/Rally/黒か茶で迷うけど今回は茶で!

その様なことを想うと、店(仕事)においても、出来るだけ「選ぶ」その瞬間や機会を提供できる店で在りたいとつくづく感じる…。例えば、時計のベルト。

アンティークオリス

「これしかない」ではなく選択肢を整え「選ぶその時」をご提供できたら。と、そんな想いが膨らむ。 かと言って、店に必要以上の在庫を抱えるとこれまたおかしな事になる。何事もバランスが必要だ…。

オリスオーバーホール
濃い紺色がご希望、とのお声に合わせ16mmの革ベルトを各種ご用意しお選びいただきました。

この「あたし的思考」から、お時間をいただけるのであればサンプルをご用意し改めてご覧いただく。というご提案スタイルが徐々に定着している。  おそらく、きっと、いや間違いなく、時計ベルトメーカー様方にはめんどくさい店(人)て思われているだろうし、またその自覚も重々している。

ベルトメーカー各担当者様のご尽力のおかげさまで自身の脳内は満足を覚え、その上お客様方には喜びや納得を感じていただけている訳で(…と感じている) 。 

ひいては、「選ぶその時」を身をもって体感していただくコトで時計を愛着もって使用する。という意識へ繋がっている、とも想える。

実際、時計ベルト選びを体験した方の多くが、その後も時計を大切になさっておられ、時計好きに変身しておられるのも事実。

コツコツ地道に続ける事で、少しずつでもナニカが変わってゆくのであればそれはOK丸。

想い立った「あたし的思考」を現実にし叶えてくださるお取引先様あってのイマ。

ホント、有難いことです。 

少し長くなりましたが久しぶりの投稿、最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた、次回金曜日に。 

〜ご縁に感謝!