2021年3月2日(火)
梅のお花があちこちで花ひらき、少し華やかな気分のおひな祭り前日。
手元に小さな女の子がいるわけでもなく、コレと言ってナニカする、
というわけでもなく。 見た目変わらず、いつもの様に時が流れてゆくのですが。
ただ。
私にとっては、人生において間違いなく大きな、大きくひっくり返る程の転機
となった出来事達が、いくつもいくつも詰まった濃い季節…。
「人生最大の別れ」も、その他の別れも。 もちろんそれに伴う出発も。
何故か意図せず、こぞってこの季節なのだから、不思議なものです。
ナニカ意味があるのかもしれませんね。
中でも
「小さな時計屋」がイマココにこうしてあるのは、この方の存在無くしては語れない!
とも言える スペシャルサポーターAさんのご命日。
亡くなられた後になってご縁をいただいた奥様と、時々ご一緒させていただいているけれど、
とにかくあたたかい♡ (昨年からはお会いすることも少ないのですが)
名古屋駅ファッションワンに出店し、とにかく必死に働いていた頃。
大きくあたたかなエネルギーで包み、支えてくださっていた。
応援も半端なく、もはや小さな時計屋の営業マンだった。
しまいには、食事の心配までくださり、よくお食事をご一緒させていただいたな。
あんなコトこんなコト、とにかく多くを学ばせていただいた。
こうして振り返ると、私たち小さな時計屋はAさんのカケラを、今この時も
持って歩いている、ということに気づかされる。
無くして初めて気づく大切さ。
「こんな時 Aさんどうするかな、なんて言うかな、」なんてコトを、今でも時々思う。
表裏一体はこれにも当てはまるのかもしれません。
やっぱりどんな時も、どんな事も、全ては相対するコトとワンセット。
「全ては繋がっている」 ということ。
そうは言ってもね……。
できれば大好きな人には、大切な人には、先立ってはほしくない。
やっぱり、そばにいてもらいたいものですね。
本日火曜は定休日。
先に旅立った、大切な方々のことを想いながら、心静かに過ごそうと
想います。