金属ベルトの修理
今日は朝からベルトメーカー様が訪ねてくださり、革の事について
ベルトの事について、学ばせていただきました。
その後は一日中、金属ベルトの修理受付の多い1日になりました。
オメガのベルト、バックル横が破損。
専用のピントパイプを 入手し修理をする必要があるために10日ほど
お預かりすることになりました。
SEIKOワイアードの金属ベルトが折れたとお持ち込み。
金属部分を全て外し、ケース、リューズ、プッシュボタン、
裏ブタ、ベルトの金属部分を洗浄機に手伝ってもらいながら手間をかけ
時間をかけ、サビ、汚れを全て落とし、代わりのピンを使い
2時間ほどで修理させていただき、お渡ししました。
他にも同じ様な症状のお客様が4〜5件立て続きにみえたので、
修理担当者のT君は一日中、大忙し(๑˃̵ᴗ˂̵)/
それにしても、お渡しさせていただいたお客様方が、皆様声を揃えて
「うわ綺麗ッ!!ホント助かりました、ありがとうございます。」
「また何かあったら、こちらに来ます。」とおっしゃって頂いたお言葉が
涙が出るほど嬉しかった〜〜(๑>◡<๑)/
「 あちこちで、これはもう無理だよ。と言われてたのに。」と
多くの方が、そうおっしゃってみえました。
なぜこの程度で無理と言うのだろうか…!?(u_u)
いや、でもこれを修理していくには技術もやけど、時間も手間もかかるから、
大手様には難しいのかもしれない。
小さいからできるナニカ。小さな時計屋だからこそできるナニカ、
小さな時計屋にしかできないナニカ、を考える1日になりました。
修理について、ベルトについて、の知識を増やし、経験を積み上げ、
もっともっとあるであろう需要にピンポイントで供給できる店に、
チームに、なりたいと、そう思います。
テル