時計のガラス割れ
「時計、貴金属の修理に関する事ならなんでもどうぞお声がけください。」
とお声を掛けさせていただき続けてかれこれ16回目の秋 (笑)
少しづつ、少しづつ、ですがその声は全国にまで、ひっそりと
静かに静かに、広まっていってはいる様です。
コレは本当に奇跡に近い、ありがたい事でございます。
時計修理店の看板を掲げてみえる時計店様方、のその多くが断るであろう、
お時計が、次々と運び込まれやってきます。
型番でお調べすると、すでに、メーカー修理が完了している年代の、
SEIKOセイコーやCITIZENシチズンの時計達と、毎日の様に出会います。
小さな時計屋では、メニュー表に掲載があるかないかには関係なく、
お持ち主様が大切にしたいとお想いになる時計貴金属のお困りごとであれば
、可能な限りお受けする様にしております。
金属バンドの破損修理、 電池交換や防水性確認の耐圧試験依頼、
もちろんオーバーホール(分解掃除)もお受けしておりますので、
アンティークや手巻きもキネティックやAGSでも、ご相談に応じます。
連休最終日文化の日の振替休日である4日月曜日。
ご相談の中でも特に多かったのは「ガラス交換」について。でした。
「どこに持って行っても、無理だと言われる、どこもやってくれない。」
と…。 (ん、ん……?!)
そんなはずはないのではないかとも思うのですが、どのお客様も、
他店で聞いて断られ、どこかないかとネット検索して、わざわざ滅多に来ない
名古屋駅迄ご足労くださった方ばかり。でした…。
コツコツと、タンタンと、作業の技術や経験を積み上げ続けることのできる
真面目で一生懸命のスタッフT君の存在のおかげ様で、こんなにもあちこちから
お声がけを頂けるまでになれたのだなぁ、と。
改めてそんな事を、想う連休最終日になりました。
(修理からは、話がそれますが)
それにしても、日本語独特のこういった言葉の響き。て、なぜこんなに美しいのでしょうか。
他国の言語で、この様な感覚の言葉で、音の響きを大切にしてある言葉、
て、存在するのでしょうか。
タンタン、コツコツ、シュクシュク、チャクチャク…。
それに、サラサラ、ソヨソヨ、サワサワ、スラスラ、それにザワザワ…。
同じ事を表しながらも、発する側、受け取る側、の感情如何で変わる言葉達。
日本語、て美しいですね〜。音霊と言うのでしょうか。
日本語の美しい響きに、改めて惹きよせられた2019年、文化の日。
ありがとうございます😊
さて、連休明け5日は火曜日です。
定休日となりますので、どうぞよろしくお願い致します。