時を整えよう

2023年10月13日(金)

秋の空が好きだ、大好き過ぎてどうしようもない程好きだ。 眺めていると鳥達と共に空を翔べそうな気がしてくる(コレは子供の頃からずっと…笑) 空気が澄んでいるからお日さまの放つ光も、両手いっぱいに広がる水色の空も、光を受けて黄金色に揺れる地も、目に留まる景色の全てが美しく愛おしくなる季節。

名古屋駅構内地下が日常の私にとって、諸用による日中のちょっとしたお出かけはその移動時間が貴重な癒し時間となりこの上なく楽しみな時になる。 例え自分の目には見えていなくても、いつだってこんなにも美しくどこまでも深い愛を放つ自然に見守られているんだ、てコトを実感させてくれる。

地球をひとつの星と例えたら小さな石ころのカケラともいえる自分の下にやってくるほんのささいな事に囚われて一喜一憂するという、本当ちっちゃな自分……。 小さな幸せ探し隊の自分を自身で気に入っているのだけれど、その分小さなコトで心を刺されもするから…コレも表裏一体なのだろう。全てはこうしたバランスの上に在るんだなぁ〜なんて事を、つくづく…。 

心がチクチクと痛みを感じたその日、心温まる光いっぱいの景色に包まれた。そう、きっとそうしてバランスが取れているんだな、そう思おう…。そう思おう、と感じているコト自体がそう思えていないという事になるのでは?心が痛みを感じているからこそ光の中にある暖かな優しさを感じられるんだろう、〜などと、あれこれと思考がぐるぐる廻りまくる。

何度経験してもそゆうトコちっとも成長していない、幼少期の頃から積み重ねた筋金入りの「心の弱さ」が自分でも本当に嫌になることがある(失笑からの…大ウケ)

目の前におとづれるコト全ては自らの『写し鏡』という。心がチクチクする度に言葉、姿勢、ご対応をはじめとする小さな時計屋の在り方について自らに問うている。 自らが本当に発信したい事は何なのか、身を粉にしてもやる意味はあるのか、を立ち止まって考える。

…答えは外でなく私の内側、そうだ!とりあえず先ずは自らの時を整えよう!! そこに至る、何度も何度も。

結局のところ、ぐるぐる思考を巡らせながらも、コレに尽きる。問題ない、全てはうまくいっている。

『全てのご縁に心から感謝』