2025年12月19日(金)
一日中駅の構内で過ごしていることもあり(今年は特に)過ごしやすい気候のおかげで、年の瀬を未だどこか実感できず。数日後には焦りはじめる自分が、リアルに目に浮かぶー 💦 と言いつつもマイペースw 『ちょっと!早くしてください!』なんてキツイお言葉をいただいたりなんかもして💦 日々ひとつひとつを『できるだけ丁寧に』と 心がけてはいるものの、決してイラつかせるつもりなど無いしのんびりしている訳ではないのですけどね。それぞれに忙しい季節という事でしょうか、さすが師走です。 忙しいからといって心を亡くすことの無いようやっぱり意識して、丁寧に時を味わいたいものです。


そんな今回は、手巻きのアンティーク時計の件。ぜんまい式の機械時計、駆動は手巻き式、気を向けてリューズを回してチチチチッチチチチッと優しく巻き上げる。巻き上げたぜんまいがほどける力で時を刻む。イメージはオルゴールと同じ、と言えば多くの方がイメージしやすいだろうか。


アンティーク時計全般に言えることですが、夏の汗や高温多湿には決して向かない為、使用は控えておられる方が大半の様ですが、秋以降はシーズン到来!てことで共に時を刻まれる方が多いのですが…、ここのところガラスが曇る(曇った)とのご相談も時折りいただいてます。 アンティークなど年代物の時計は衝撃や振動の影響を受けやすいのはもちろんの事、気密性が低下しているものが多く(年代にもより気密性を求めて作られていない)内外の温度差や急激な湿度変化の影響を受け曇りや動作不良を起こす事があります。

数年おきの定期メンテナンスに加え、少し気を向けて大切に扱われるコトをオススメしています。例えば、20代と70代ではどうしたって違うよね、といった感じでしょうか。
アンティークには絶対的な美しさや温かさの様なものが在り、でもデリケートな部分も共に在る。というコトを個性として少し承知おき、愛用されたら時計はきっと善き時へと誘ってくれるのでは無いかと、そう想うのです。アンティーク時計をご愛用の方々が、少しでも気持ちよく時計をお使いいただける様ナニカお手伝いする事ができたらいいなぁ〜、と改めて想うばかりです。
最後に年末年始の📢お知らせです。どうぞ年内29日まで、引き続きどうぞよろしくお願いします。

