年代物の時計修理

2024年9月20日(金)

秋のお彼岸、心ん中は黄昏時。世の中にはそりゃもう沢山の時計修理店がある中で、たまたま。 もはや、通りすがりだろうが、たまたまだろうが、そんなコトは関係無くて。 店の前で足を止めてくださった事に、小さな時計屋をお選び下さった事に、ただ…ただ感謝しかない。 おしゃれな店、なんかイイ感じの店、安い店、対応が早い店、それぞれ基準は色々あろうけれど。 近隣だけでもいっくらでもお店は在る…。 その中でうちをお選び下さる皆様が『あぁココに預けて良かったな』そう思っていただける様、精一杯頑張らせていただきます! 修理屋として、それでしかお返しすることができない。

何年も前にメンテナンス(オーバーホール)をさせて頂いた時計がまた一定の年数を経過し、改めてメンテナンスの時期を迎えていたり。 時計のことでお困りごとが生じるといつも小さな時計屋を思い出しご利用(ご依頼)くださる方がいたり。 親子二代 三代 でご利用くださっているご家族がみえたり…。そんなご縁に触れる度に、感動しちゃう🥹💦 たまたま、かれこれ50年来の幼馴染達とのランチ会にお呼ばれしたこともあって、繋がりに感謝溢れる 9月です。

年代物のGS(グランドセイコー)のオーバーホール。アンティーク扱いの年代物の場合、必要なパーツがご用意できなかったり、メーカーでも部品(パーツ)供給が終了していたり、全体的なガタつきに対しては修理の仕上がりがパーフェクトまで持っていけないものも…。その中で可能な限りできることを、と職人達が精を出す。

長年時を刻み続けてきた年代物アンティークの時計修理こそ、なんとか動ける様にしてあげたい。そんな想いで時計と向き合う職人達の想いが時計に宿るからこそ時計達は復活の時を迎えることが出来るんじゃないか、なんて本気で想うことがある。

コレまでの20年の経験と職人達の想いを糧に、コレからも可能な限りチャンスをいただきながら、アンティーク 年代物の時計の修理に力を入れて向き合いたい!そんな風に想っている⏳

今週もまた連休ですね、秋分の日を迎えるとは思えない程暑さ全力ですが、どうぞ皆様お健やかにお過ごし下さい。

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