年代物のセイコー 修理

2025年3月14日(金)

寒暖ぐるぐる巡る季節、ご招待いただき市内某所でとっても美味しい焼き鳥をご馳走になりました。どれもこれも、味付けがイイ頃加減で😆 素材の旨みもしっかりと生かされていて、〆の焼きおにぎりまでとにかく美味しくて…。大将をはじめ、店員さん方の行き届くお心遣いと接客も大変心地よく、知った以上ココを大切な誰かに紹介したくなる、そんな風に想えるお店様でした。  モノゴト全てには意味が在り、ベストなタイミングで用意されているものなのかもしれません。そんなこんなで最近はすっかり『ご縁』や『流れ』などと呼ばれるそんな感じの類のコト、についてあれこれ想う季節です。 

今回は時刻みの大先輩とも言えるアンティーク扱いの機械式SEIKOセイコー時計の修理事例のご紹介を。

時々、いやほーんの稀に、とってもまめに 定期メンテナンスをしながら大切にお使いになられているお持ち主様にお会いすることもあるけれど、手にした時計はそのままただただ壊れるまで使うだけの方が圧倒的に多数ではないだろうか。年代物の時計って過酷であろうソレに耐えられるのだから、すごくないですか?!おそらく今のモデルでは無理だろう…。

メンテナンスをせず40年以上使っている、これまで一度も修理歴無し、なんてお話はよく耳にする。その度、ある年代までの時計たちのつくりの良さをつくづくと感じさせられる。

特に年代物のSEIKOセイコーは、今でも大切にお使いになられているユーザー様も多く、ご相談件数も多い。自分より長く時を刻んでいる時計たちに出逢えるお仕事に就けたことに都度有り難さを覚えて止まない。

文字盤の色、ケースやガラスの形状、裏蓋、あちこちにこだわりが散りばめられるオリジナル仕様。現代の効率重視とは全く違う世界線の中で誕生したのであろうコトを想像させる。

時計達と同様、年代物の時計を復活させる匠の技を持つ職人達の年齢も年々……、そしてその先が気がかりで仕方ないけれど、今ご縁のある職人さん達が頑張ってくれている間は、例えメーカー修理が受付終了になっている年代物のモデルであっても、なんとか修理させて頂きたいと想っている。

できる事をできるだけ、精一杯。 

そうゆこと😊

さぁ、あっという間に週末だ!がんばりましょっ!

ありがとうございます。

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