2021年9月15日(水)
「小さな時計屋をご利用くださる方に少しでもご満足いただくために、私に何ができるだろうか」そればかりで頭がいっぱいだった数年前、縁かゆかりかはたまた めぐり合わせか、出逢ってその日に惚れて(恋とかそういうのんじゃ決してないですよ) お取引する事を決めた、腕利きの時計修理職人Fさん。もうあれから何年が経ったのだろうか〜。
初のお出逢いは東京某所、それから何度も名古屋でお会いし、毎日のようにやりとりさせて頂いておりますが、今回はこちらから逢いに行かせていただきました。 ご夫妻の計らいで、なんとなんと!!驚くレベルの美味しさの「うな重」に出逢わせていただきました♡ 「優しい!」とにかく優しい香りとお味に、心から感動致しました。 歴史を感じる街並みにも興味津々。(次回は大切な誰かと是非観光で訪れたいものです。)
旅の目的はご夫妻の工房訪問と、うな重の後 (笑)
革小物、UNROOFアンルーフさんの工房見学。 そこではイキイキと目を輝かせた若い職人さん達が、各々優しい時の流れの中で、革小物の作成に励んでおられました。(隠し撮りの趣味はないので写真はありませんが)
そんな職人さん方のお力添えをいただき、お客様のために「ナニカ」新たな試みを実践出来そうな、そんなワクワクが止まらないのです。
お気に入り革ベルトの修理・輪っか部分だけの買い足しなど、今までこの業界にはほぼ無かった事に手を出してゆきたい!と、そんな風に思っています。 何よりも、工房を実際に見学させていただき、優しい想いの中で丁寧に作り上げられてゆく革小物に触れ、もっともっとモノを大切にしたい! と私自身想わされました。
生命(ホルスタイン)を余す事なく、日本のモノづくり技術の結晶として商品化され、新たに誰かの大切なモノとなって活き続けてゆく恩送り。 そんな「ありがとうの循環」に、直に参加する機会を頂けたこのタイミング。 コレを、お仕え事としてやらせていただける…、こんな有難いことはありません。(微力すぎて何ができるか分かりませんが)
ご縁、巡り合わせ、ゆかり、本当のとこなんなんだか分からないけれど、不思議なものですね。あの時の職人さんへの一目惚れ!? が今をこうして創っているのですから。
さぁーて、これをどう皆さまにお届けできるか。 この業界に足を踏み入れた私の集大成の様な気がしています。
気愛入れて参りましょうか(笑)
Fさんご夫妻、Kさん、ジョッゴアンルーフの皆さま、素敵なご縁をありがとうございます!コレからどうぞよろしくお願いします。