一切なりゆき
樹木希林さんの生前のお言葉が綴られた本「一切なりゆき」を手にしました。
そして少しずつ読み進めている最中、その日に感じたことと、
ちょうど読んでいたページが、「偶然と言う名の必然?!」の様に、
ピターッとシンクロしたのでご紹介。
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「一生にも二生にも三生にも」
私の場合は特に生と死に関して境がない様な感覚があるんですよ。死が特別違い形に
なるという感覚がなくて。
お経の中に「一生にも二生にも三生にも」という言葉があるんですね。何だ、
一生じゃないんだ、また二生もあって、三生もあって、人間はいろんな
試練や出来事に遇うという。だったら何も今生をここからここまでと決めずに、まぁ、
今生はこういう顔をして生まれてきたけど、つぎはまた違う姿かもしれないし、
魂の着せかえ人形じゃないけど、さほど「私の最期」と考えなくてもいいなと
思ったりもするんです。
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コレと同じ様な意味合いの言葉を、聞きました。
そうですよね、きっとそう…。
今生の卒業が全ての終わりではない。呼吸をする身体がなくなっても、
その想いは無くならないし、存在は消えない。
であれば、
やらなきゃ、何とかしなきゃ、コレじゃダメだ、あれもダメだ、なんて事は
何もない!!
「人の人生一度きり」とも言うけれど、できなくても、やらなくてもOK!
今生の一生をかけて知って、二生でようやく分かって、三生で行動にうつしたっていい。
そんな風に想えば、自然と肩の力がスッと抜け、「いい頃加減」になりそうだ。
そんなコトを今更ながら…。
そんな事あれこれ思いながら、諸用をこなすために地下鉄に乗って出かけたら、
駅のホームでポスターの笑顔にビビビッ!!
穏やかな笑顔は、人の心を温める♡
いつも笑っていたいと、心から想った。
ありがとうございます。