カルティエの酸化変色と復活

2月5日(金)

『 想い出の復活 』 For all customers 〜関わる全ての皆さまのために〜

小さな時計屋と共に生まれたこの大きなテーマ・理念達と共に、ココに在る私。

もはや自社にとってだけではなく私自身の今生のテーマであり、理念だとさえ

感じている。元々、公私混同で寝ても覚めても仕事漬けだった訳だし、自分が決めたの

だからなぁ〜当たり前かぁ〜(笑)

昨日(時々お見かけする)カルティエの時計の変色についてのご相談を頂きました。

酸化して、それは可哀想なお姿になります。 (ティファニーのジュエリーもそうですね)

でもこれ多くの方が、こうなるのです。

ベースの金属がSV銀925のため、時々起こります。(保管状態によるのかと想像します)

でも!! どうか諦めないでください!!

カルティエの酸化変色は悩まずとも2〜3時間で綺麗になります。

方法や選択はいくつかありますが、時計に対する思い入れ(お気持ち)、ご予算、納期

などに合わせて、良き様にご選択されるのが良いのでは? と感じます。

(※あくまでも私の見解ですので他店さまの判断は分かりかねます※)

先ずは使用年数や時計の状態に合わせておすすめをさせて頂き、ご選択をいただく。

ということになりますが、時計の状態が良さそうであれば、

ケースの洗浄+変色の拭き上げ、が最も早く、お安く仕上げることになります。

(洗浄拭き上げ/3,000/2〜3H)

地が銀SV 925に金メッキが施されているので経年劣化だけではなく、

メッキが薄くなってきているということも、可能性のうちのひとつと思います。

メッキ仕上げをとなると、一度ガラスを外し、リューズもムーブメントも、全て外し、

その上で残っているメッキを剥がし、ケース全体をメッキ仕上げします。

(メッキ仕上げ/1〜20,000/10日〜2週間)

その分めちゃくちゃ綺麗に仕上がります!それに再発は暫く無いと想像します。

いま一点、別のカルティエをメッキ加工中のものがあるので仕上がりましたら

またご紹介させていただきますね。

何がどう不調をおこし、それをどういう方法でいくらかけて修理するか、

ナニをドウすることが一番なのか、五感フル活用で働かせ、

ご奉仕でき得る限り努めさせて頂きたいと思います。

『想い出の復活』〜全ての関わる皆様のために〜 コレを自社のテーマと理念に決めた

あの時の自分に、アッパレ感謝の2月4日。

今日もきっといい日になりますように。