2021年12月2日(木)
年代物時計達が色々ありながらも時を経て、順調に時を重ね。修理されたりメンテナンスされたりしながらも今この時代に時を紡いでいる。その姿は、深いところでナニカズシリと想わせてくれます。
リスクが伴うアンティークの時計修理に力を入れてきたのは、私の勝手な想いに職人やスタッフがついてきてくれたからこそと、感謝いっぱいです。 おかげさまで、経験も実績もまぁまぁ積み重ねている様に感じています(笑)
金無垢ベルト仕様のIWC。金無垢ベルトが破損していたのでお直しさせていただきました。
モンディーンの手巻きアンティーク(ベルトは現行の別メーカー仕様)のメンテナンスをさせていただきました。
個人的には1950年代の時計が好きな私。我が家では、ユンハンス のクロックがチクタク時を刻んでいます。
このユンハンス クロックも数年前に、狂いが激しかったのを修理し、今は素晴らしい精度で時を刻んでくれています。
アンティークやビンテージといわれる時代のものほど想いや手仕事がいっぱい詰まっています。
改めて修理屋として、これから何に力を入れてゆくか、どこを切り離してゆくか、なんて事を今一度考え時の様に感じています。