それでも種を撒く

2022年3月22日(火)

『本日は火曜日のため定休日です』

空の空、空の空、いっさいは空。世は去り世はきたる。しかし地は永遠に変わらない。そのような言葉ではじまる12章。 中でも私は3章の言葉が最も好きだ。全てのことには季節があり全てのわざには時がある。

宗教など、ご縁が無い様な私が、なぜか伝道の書を思い出した週末。全ての物事に意味があるのであれば、いま置かれたココでそれぞれが種を撒きながら、感謝のうちに収穫させていただくだけですね。

6年ほど前から我が家で時を刻んでくれているJUNGHANS掛け時計。少し進んでみたり、遅れてみたり、時に止まってみたりしながらチクタクチクタクと、変わらずいい音を響かせてくれている。 

さて。時は久しぶりに、全面解除の日常が再開ですね。この先はどんな流れになってゆくのでしょう。

この連休は、革ベルト選び・金属ベルトの破損修理のご相談が目立つ3日間でした。(もちろんオーバーホール、電池交換、貴金属修理のご相談も多数いただきました)

金属ベルトの破損といえば、駒の破損・留め金プッシュボタンの破損、が断然多い。 汚れがついたままにしておくことで、サビが進み、ステンレスパーツを傷めてゆく。限界にきたところで破損。

外装のサビや汚れををキレイに落とし、ピンやバネを交換、整形し気持ち良お使いいただけるよう整えます。

症状や状況により作業時間や修理代金は異なりますが、最短2時間〜、2,500円〜となります。一般的に破損すると「バンド一式の交換」「年数経過により修理不可」と判断されることもある様です。あ

あきらめないで(笑) 診せてください、チャンスをください、出来ることしっかりやらせて頂きます。

これが、小さな時計屋が撒く種です。

これまでの全てのご縁に心から感謝の春、ありがとうございます!

この想いがどこまでも届きますように。