2023年6月9日(金)
明日です6月10日は『時の記念日』
私はこの日の存在を知ってからの約20年、ココに今 この瞬間 こうして生命が在る というコト に想いを馳せ、これまでにいただいたであろうご縁の全て に想いを馳せ、わたし的『妄想旅に没入する』そんな時間を意識してつくっています。
今から1352年前のことになるのかな、西暦671年のこと。中大兄皇子(天智天皇)が「漏刻ろうこく」と呼ばれる水時計を建造し、鐘や太鼓を奏でる事によって人々に時刻を知らせはじめた。 これが時を計る(測る)コトの始まりとされています。太陽歴の6月10日、そう私たちに必要不可欠な『時計のはじまりの日』ともいえる日なのです。(と、わたしは想っています)
歴史についてはそれぞれ意見もあり何が本当のことかは分かりませんが、実際に時の流れを計測し時間の概念の下で生きる様になっていった。今私たちが時間を常に意識しながら生きていることの始まり とも言えるのではないか、と。『近江神宮』までは名古屋からは車で1時間半程の距離、宮内はとても気持ちよい風が吹いています、お1人でも多くの時計好きさんに、気を向け足を向け、是非実際に訪れていただきたいお社です。世界の時計トップブランド方からも気を向けられているというのに、国内ではあまりにも知られていなさすぎて淋しく想う一方、これにも意味が在るのだろうとも。
時計業界の仲間たちも聞くと『時の記念日』を知らない人ばかり。えぇ!?!?て思うけどこれが現実。 先人達が寸分かわらず『そう在った』から、こそ 私たちは今ここに在る、ほんの少しナニカが違ったら、今は違う世界だったのかもしれないし、私というこの存在自体が無かったのかもしれない そう想いを巡らせると、この世の全ては、有り難いキセキのサプライズギフト以外のナニモノでもない✴︎ と胸が熱くなる…。
先週末の名古屋駅は、前日までの大雨とJR鉄道計画運休などの影響を受け大混雑でした。あちこちに規制線が張られ、小さな時計屋前の日頃しずかな階段も使用禁止の通行止め。地下鉄を降りた方々が行き場を失い地下街に溢れ。駅外部から構内への立ち入り禁止区域まで設けられ。 警察はじめ鉄道関係者、関連デベロッパー、多くの人員出動で必死に対応。収まりつかずただ言葉にならない状況でした。凄まじくひっちゃかめっちゃか。店頭にいるだけで息が詰まり苦しくなるような現実。 地震、大雨、自然がもたらす天災に人災が上乗せされてこそ、本当に大きな災いとなる。 全ては人の想いや行動が蒔いた種。 蒔いた種が成長し自分のところへ返ってくるってだけの理。 波動とは波になり広がり動きながら大きくなるものだから。
余裕が無くなるといつしか周りが見えなくなり『自分さえ良ければ』が全体を埋め尽くしてゆく…。 もしかすると私たち人間が我が事ばかりに夢中になっているこの流れを、他への感謝意識へと促すために起きているのではないか。て…。本気で、そんな風に感じた。 この感覚、この想い、一生忘れずにいなきゃとも想えた。それに加え『どうか全てがそれぞれに良き流れへと導かれます様に』『天に住まう神々が穏やかな喜びの中に在られます様に』と。 時の記念日を前に、近江神宮への感謝詣りをさせていただきました。 近江神宮境内では時計博物館も有り見学することができます。神宮すぐお隣には近江時計学校があり、将来時計職人を目指す学生達が悠久の時の狭間で、時計について学んでおられます。
時トキ について、理コトワリ について、は自然こそが師。ほんの1分でも良いので小さな時計屋と共に、近江神宮を通し 時に感謝する想い を念じ飛ばしてみませんか?? それがナニカを、静かにいずれ大きく動かしてゆく、と私は信じています。
自らの運命を大きく転換させて6月ということもあり、ついアレコレと💦 最後まで独り言をお聴きくださってありがとうございました♪
あなたの人生が最善であります様心を込めてお祈り申し上げます ✴︎感謝✴︎