マイムマイム
イスラエルの旅5日目。
イスラエル建国の父、D・ベングリオンが最期を過ごした場所へ、
導かれました。お墓参りもさせていただきました。
砂漠の中にある泉まで灼熱の中を歩く。
という……なんとも貴重な体験、をさせていただきました。
砂漠、と言っても鳥取砂丘のような砂ではなく、荒野、と呼ぶべきかもしれません。
もちろん日影もなく、ただただ広がる石ころや岩がゴロゴロと転がる荒野。
歩き続けて奥の、その奥に現れた泉。
そこは、沢山のヤゴが泳ぎ、少しの緑が育ち、その中を赤とんぼ達が戯れていました。
歩き続けて荒野の片隅で泉を見つけた際、
「うわ!水だー!!水!水!水見つけたぞー*\(^o^)/*」
当時、この地で流浪し歩き続けるなか、この泉を見つけた人々は、
間違いなく、歓喜の声をあげたことでしょう。
その喜びの唄が、かの有名な「マイムマイム」
運動会などの際、意味も分からずフォークダンスで踊らされていた
あのマイムマイム。
マイムとはヘブライ語で「水」という意味だそうです。
マイムマイムマイムマイム マイムベッサソン♪とは、
水、水、水、水、水やん!!めっちゃ嬉しッ!!
という意味(笑)
水水言うても、水の豊かな日本人には当たり前にしか感じない…。
ココで体で感じ、始めて水が豊かであるありがたさを痛感できました。
いつか、マイムマイムを踊る機会があるとすれば、私は間違いなく歓喜に湧く
人々を想像して踊ることだろう。
自分の人生とは無関係だと思ってきたイスラエルが、実は生活の一部となり、
知らぬ間に、どこかでかかわってきたのだと知り、
世界はひとつなんだな。と感じることで何かが見えてきたように思えます。
この荒野に街を作り、年々、緑豊かな国になっていっている。 と聞きます。
それを建国の理念にし、国を作られた方、Dベングリオンの
お墓に手をあわせハティクバと君が代を斉唱することもできました。
イスラエルの生き方スタイルが、とても素敵だと思えました。
今夜はベレシートに泊めていただき、
明日はイスラエルからヨルダンに入国します。
どんなことを感じる日になるのか、と思うとワクワクドキドキします。
テル