ご縁に感謝
30過ぎの頃だったか、仕事も家族も恋もなにもかもを手離して、
関わる全員の反対に背中を向けて、まさに「身ひとつ」状態で三重県に引っ越し、
を決行した、若かりし無謀な私(笑)
愛車以外は、ほぼ何もなし。
必要最低(小)限の電化製品を買って、人生初の一人暮らしを始めた。
仕事も決まらず、一日中引きこもり状態。
知り合いもいないので誰とも話さず、月日だけが流れていった…。
当時の愛車には、ナビゲーションシステムなんてものはついていなく、
ゼンリンの地図を助手席に置いていて、市役所を調べ、スーパーを調べ、
どこへ行くのも大変な冒険だった(笑)
私は食べずとも、愛車がハイオク仕様、 無駄な外出も控えていた。
それは高熱が出た時も同じで(苦笑)
寒気でベットから出られず、体温計もなく、食べるものもなく、
このまま死んでしまうかも…なんて想いながら、泣きながら静かに1週間ほど
断食状態だった事を。 冬になる度に、痛いほどありありと想い出す。
アレで死なないのだもの、人の身体ってスゴイ!!と…、今は想える。
世のため人のために私にはすべき事が有ったから残されたのだろう。
どん底の真っ暗な闇の中で出会った、小さな灯りの存在。
あれから次々と新たに頂いたご縁に守られ、支えられ、導かれ、続けている。
それはまるで螺旋階段のように。
同じことを繰り返し繰り返し、でも全く違うところから見て感じている。
馴染みある ぬるい関係の中から、飛び出し(逃げ出し?)ただ自分を信じて、
与えられるご縁を信じて、歩いて来たからこその今。
今与えられているご縁は、偶然ではなく、確実に。
あの時私が起こした無謀な行動が引き寄せた、最強のご縁であり、人生の宝物。
それこそが、真の宝物だろう…。
クリスマスイブさながらの日曜の名古屋駅。
優しい愛がいっぱいふわふわと溢れていました。
王子様❤️ 私のガラスの靴はどこ!? (笑)