時の記念日
飛鳥時代のこと。
天智天皇(中大兄皇子)の元、漏刻(水時計)による時の刻みを、
鐘の音にのせて周りに知らせた。これが日本の時計の始まりと言われている。
そしてその鐘が鳴り響いた日が、6月10日。
そして時の記念日。
滋賀県の近江神宮には今もその漏刻や世界の一流ブランドから寄進された
日時計などが有り、時の祖神が祀られている。
神宮境内には、時計宝物館もあり、見応えある時計達が待っている。
6月10日 時の記念日には「漏刻祭」が行われる。
雨の中、近江神宮を訪れた時のことをあれこれと思い出す2019年6月。
目に見える事柄にどうしても振り回される、ちっぽけな自分ばかりが顔を出す。
でも、せっかくの今日、イマ。
「時の記念日 2019」
かけがえのない大切な誰かと、同じ時に生かされ、そして共に時を刻む。
この奇跡のようなご縁に感謝しながら、過ごそう。
ありがとうございます。