修理品達が教えてくれるコト

時計達が教えてくれるコト

毎日沢山の時計に出逢うことのできるお仕事。

今更ながら、とても有り難いと思う。

出逢い触れさせていただいた時計の数だけ、違う人生に触れている様な、

そんな気がするから。

この人にはこの人の、あの方にはあの方の、彼には彼の、

彼女には彼女の、人生があり(当たり前ですねっ)

皆誰もが、他の誰でもない「自分のため」に生きている。

革ベルトのお色や素材などについてのお好みがそれぞれ違う様に、

それぞれ人生においての全ての好みや理想、ちょっとした選択も違うわけで。

その、ちょっとした選択が違えば、当たり前のように

その先に待つ ヒト、モノ、コト、全ての出逢うものが変わる訳で。

私が思う「普通」は全く普通ではなく、それぞれ「普通」が違うのが当たり前で。

「1人で偉そうに思い込むなよ」「みんな違うんだぞ」て、日々沢山の、

持ち込まれ出逢った 時計たちが、 そっと教えてくれる。

沢山の時計に囲まれ、時の数の無限さを感じながら、現在(今)に意識を置き

お客様と共にベルト選びをするのは格別!です。

時計、貴金属修理のお仕事に就くことができた事すら、ナニカの導き

だったのだろう。こういう事に気づけて、良かった。

こういう想いが時を紡いでいる事に気づけて、良かった。

そう思う日曜日でした。

ありがとうございます。