年代物の時計のオーバーホール(分解掃除)
お盆明けだから?! だろうか。
年代物の時計の分解掃除(オーバーホール)のご相談の多い1日でした。
例えばメーカーでの対応が終わってしまっている年代物の時計達。
SEIKOの80年代のクォーツ時計。
おじいちゃんから譲り受けたロンジンの機械式時計。
ロレックスの70年代機械式時計。
おじいちゃんが使っていたオリエントの機械式時計。
などなど…。
分解掃除(オーバーホール) の流れはどんな時計も、
外装の金属部分を全て外し洗浄させていただき、サビ汚れを落とし、
機械部分は全てを分解し、パーツを全て洗浄し新しい潤滑油を流し
消耗パーツを交換すると共に組み立て直し、そして防水チェック。
最後に精度のチェックを済ませてお渡しをさせていただく、
という一連の工程を約1ヶ月弱かけておこなうことになります。
例えばこの70年代のロレックス機械式は¥25,200+税でやらせていただきました。
90年前のロンジン、100年前の懐中時計、20年止まったままだったSEIKO、
など、状態も年代や状況は様々。
その時計の状態と、オーナー様のご希望を伺い問診後に、ベストを尽くします。
「 おじいちゃんが使っていた時計をお孫さんが使用するために。」という
昨日のご相談は、時計修理屋としてとても嬉しいコト。
どうか気持ちよく動き出し一ヶ月後に、無事お孫さんの腕に
収まりますように、と想うばかりです。
大切な時計を託していただいたお客様方に感謝いっぱいです!!
ご縁に感謝ー。
ありがとうございます。
てる