2025年4月11日(金)
桜が満開になる頃に合わせたかの様に雨☔風🌬️がやって来る、いじめっ子かょッ🌀💦 何があろうがなかろうが、逞しく咲き誇り、雨やら風やらに委ねて優しく花びらを散らすその姿に、心を大きく揺さぶられる。 自然界に生かされながらも、どこかで自然界と人間界を線引きしている様なとこあるけれど、できるだけ自然の一部である自分に意識を向けその欠片(カケラ)としてのお役割を静かに全うしたいものです🎶


例えば。脈々と受け継がれそこへ集い詣る多くの人々の想いや祈りが、そのお社に宿る気を創りあげているように、時を超え 長年に渡り刻み続けている時の計りにもまた、作り手 や 使い手 贈り主 など、関わってきた全ての想いが宿る。(私はそう信じている) だからこそ、非効率上等!て事にして、リスクの高い年代物の時計修理にもしっかり気を向けよう!と。 気づけば、メーカー修理の受付が終了した経年モデルなど、アンティークや年代物の修理にかれこれ 20年以上 注力し続けている。

エミッタの二連革バンドと共に

オーバーホールと外装洗浄を含て
半世紀以上前の時計となればその多くは手巻きや自動巻きなどの機械式時計のモノが多い。もちろん電池式(クォーツ)やAGS(電池式機会時計)も在る。 経験を積んだ熟練の職人たちの手間暇を頼りに分解されパーツひとつひとつをお掃除。 外装を洗浄され内部のオーバーホール(分解掃除)をすませ復活を遂げた時計達は、気持ち良さそうにアンティーク特有のチッチチッチ🎶 と時を刻み始める。 その動きが、愛おしいと想える。


年代物の時計ほど、密封性に欠けている事も多く、水気や水分、振動や衝撃、の影響を受けやすいです。これから来る梅雨時にご使用する際は、是非 充分ご注意をいただきたい。
これからの季節は使わないから、と年代物(アンティーク)の時計は梅雨の間にメンテナンス を検討する方も多い様に思います。 考え中で答えが出せずにいる方、手にした時計についてお困りの方、どうぞ少しでもお早めにご相談くださいませ。
※ 診断するには診察が必要となります為、お電話ではなく是非時計を持ってご来店ください。

