年代物の時計修理

2022年9月6日(火)

『本日9月6日は火曜日の為定休日です』

もうすぐ9月かぁ〜って、楽しみに思っていた。そして気づけばいつの間にか5日が過ぎている。こんなして心身ともに健やかに、そしてのんきに、今日を過ごせていること自体につくづく、感謝しか生まれない。  こうしている今も、沖縄、九州をはじめ各地で天候による不安や心配と共にお過ごしの方々がおられるのですから。 安心・安全を心から祈るばかりです。

今日のテーマは『年代物の時計修理』

今でも続く、オートカレンダーシリーズの初期型とも言える置き時計。昭和レトロの時代のモノたちの美しい事! (人の想いとモノがちゃんとバランス良く交信しているよう) 古い、と言っても電池式の時計。という事はそこまで古くない、とも言えるのかな!? (視方によりますね) 電池ボックス周辺の接触部分のサビや汚れを綺麗にし、配線等の修理でなんとか動き出しました。

時計の針を動かすために、2箇所の穴に専用鍵を挿し込み、ゼンマイを巻き上げる。ゼンマイが解ける力で針が時を刻む。 「昭和レトロ」とちまたで絶賛されている掛け時計。

市内Tさん宅のユンハンス。こちらもおそらく昭和前半頃と思しきゼンマイ式掛け時計。 鍵を巻き上げる音、ゼンマイが解けるかすかな音、針が刻む時の音、日常を大切に生きていた人々の生き遣いの香りがする。

ひとつひとつのコト・モノ・ヒトにどう向き合うか、どうこなしてゆくか、によってその先の時の流れは確実に変わってゆくものです。ゼンマイ式時計も、電池式時計も、修理受付の可否には関係なくアンティークでも最新衛生電波やGPSでも、どうぞ遠慮なくご相談くださいませ。

モノを大切にする人はヒトも大切にします。

モノを大切にする人はトキも大切にします。

明日9月7日、小さな時計屋という屋号を法務局に届け出、法人として誕生させてから19年目の誕生日です!!多くの皆様に助けられ、愛され、ご支持いただきここにいられる事に、心より感謝申し上げます。

ご縁いただくコト・ヒトを大切にできる自分で在るために、先ずはモノを大切にしよう。そう自らに言い聞かせている50女子。今しばらく、この業界で頑張りたいと思っておりますので、どうぞ皆様引き続きよろしくお願いを致します。

♾感謝♾