SEIKOSHA(精工舎)鉄道時計

2024年4月16日(火) 『本日4/16は火曜日の為定休日です

関西への移動、時間に少し余裕を持って慣れ親しんだ近鉄の紅い列車で。 乗り心地抜群の近鉄車窓からの春の景色にただただ感動🥹 まさにその日その時とばかりに満開を迎えた桜が並び、平地には菜の花やレンゲ畑美しい春色が広がり、山斜面には新緑と山桜の競演、人里には大漁の鯉のぼりが空を舞い、日本の美しい原風景を満喫させて頂きました。(写真は現地で写したものですが…)

誰かの手間暇や想いが詰まりに詰まって奇跡的に創り出すその風景がたまたまその時の自分の目に留まる、という奇跡。なんと美しい世界線が在るのでしょう。 歴史深き大阪城と桜の創り出す景色も格別、時に日常と異なる地に身を置くコトの必要性をまたまた改めて感じた関西入りでした。

この流れから、今回は『鉄道時計修理』のご紹介を〜

50年以上は経っているSEIKOSHAの鉄道時計。1970年ごろまで生産されていたと思しきモデルなので少なくとも私よりは先輩、ということになる。コレってすごい!!て想える…。その時計が今ここで復活の瞬間を迎え、お持ち主様の元へと帰還してゆく奇跡…。なんと有り難いことでしょう。

風防ガラスに欠けが生じていたので、オーバーホールと共に風防も交換させて頂きました。 大切な時計をお預けくださるお持ち主様の想い、半世紀以上前に鉄道の要となって時を刻んできた時のメンテナンス、あれこれを想像すると深いところにジーンとあついモノが生まれ、ジワジワと胸が熱くなる。

結局のところ行き着くのは、コレ。

『全てのご縁に感謝!!』 コレに尽きる。

ありがとうございます