1970年代のカルティエ

1070年代のカルティエ

海の日。それにしてももう早くもクラゲさんが出ているとニュースで朝から流れる

現実。まるで地球が人類にナニカをお知らせをしているのでは?!

なんて思うほどの異常気象?! 名古屋の暑さがEgypt並み(笑)

そんな中。

ある手巻きのカルティエの修理をご依頼頂いて約1ヶ月。

文字盤がラピスラズリの石でできていて、すでによく見るとヒビが

細かく入っている手巻き時計。

裏蓋の開け閉め、機械(ムーブメント)のメンテナンスをする作業で、

このヒビが更に進む可能性があるため通常手はつけないことが多い。

しかしながら、中古で購入したという彼女の想いをしりお預かりさせて頂いた

以上、どうしてもなんとかしたかった。

職人の覚悟と技術を借り、(もちろん私自身も万が一を考え覚悟したが)ようやく

無事にお渡しの時が来ました。

早速、仕上がったカルティエに合う革ベルトを見定めしていただき、

日本の代表石國ブランドのロコッテから、ゴールドグリーンを

お選びいただきました。

地球の様な、海の様な、そんな感覚を覚えるほど美しい仕上がり♡

色白の彼女の綺麗な腕の中で、1970年代のカルティエが見事に復活!!

の時を迎えました。

とっても喜んんでくださり、私たち小さな時計屋も、嬉しくなりました。

お客様の笑顔と喜びの為に、と努力し続けて来たことが、今に繋がっている。

そう思うと胸が熱くなります。

いやぁ〜それにしても美しい!!

文字盤の弱さが強度を上げたわけでは無いので、使用上の注意事項を

なるべき分かりやすく、お伝えさせていただきました。

海の様な綺麗なブルーの時計を、このタイミングでお渡しすることができたことを、

心から光栄に、そして誇りに想います。

なんだかとっても嬉しい海の日になりました。

他にもとにかく多くのお客様方にお越しいただき、喜んでいただきました。

感謝いっぱい!!皆さま、ありがとうございます!!