革ベルト ミモザ

2021年7月15日(木)

取り扱いをさせていただいている革ベルトメーカーミモザさんの担当者のS様が、久しぶりにお訪ね下さいました。  時間を割きメーカー様方が直接お訪ね下さるのは、それを取り扱う店の営業をしている者として、大変ありがたい事です。

この一年半で、世間ではリモートが進み、オンラインでやりとりすることが増え、直接お話しすることが減ってゆく、そんな今の流れ。これを「便利」というのかな、「便利」という名の「手抜きコミュニケーション」の様にも想えてしまう、古くさい私がいます。

ミモザの製品の中でも好きなタイプ故、独断と偏見により店頭に欠かさずおいているのは、エミッタシリーズ。 丁寧に細かいピッチでミシンをかけてあり、厚み抑え目フラットの革にも関わらず、チープさどころか質の良さが映える「ワープロラックス」。メイドインジャパンらしい仕上げで時計を綺麗に見せてくれます。

シェルコードバンも同じくステッチも端のコバの仕上げや面取り具合も最高の仕上がり、とにかく美しい!!

こだわりの詰まった丁寧に仕上げてある革ベルト。そのベルトが製品化され出来上がるまでの道のりを知り、値段の意味を知っているからこそ、想いを持って取り扱い、皆様にオススメすることができる。

エミッタシリーズ達の誕生秘話などを丁寧にお聞かせくださるミモザの社長様はじめ、担当のSさんの姿勢が、私は大好きだ。尊敬に値する。

世間の流れには乗れていないのかもしれないし、わたしのソレについてご指摘を頂くこともあるけれど、私はやはり直接お会いしコミュニケーションを取ることこそが、ナニカの種であり、だからこその付加価値の方をコレからも大切にしてゆきます。

ミモザさま、いつもありがとうございます。