鉄道時計の修理

2025年2月18日(火)『本日2/18は火曜日の為定休日です』

暖かくなったかと思えばまた真冬感の気配の名古屋💦 その上、まさかの花粉?!を身体がキャッチして反応を始めているようだ…。一年で一番体調を崩しやすい季節な気がする、とにかくあっちもそっちもポカポカにしておかなきゃですね〜。今日(2\18)は2週間ぶりの定休日! 中から外からポカポカに温める1日『暖活』の日にしようと想う😊

本日ご紹介は、胸の中がジワーッと温かくなった鉄道時計についての修理事例をご紹介。今はもうJRでもSEIKO腕時計が採用されており、なんならソーラー電波も同じくで、そのうち完全に鉄道時計って感じではなくなってゆくのが現状。とはいえ 昭和のSEIKOセイコー鉄道時計は、鉄道や時計好きさん達の間では人気モノ。 譲り受けや中古購入などで手にされた鉄道時計のメンテナンスについてのご相談は数多く、メーカー修理が終了したモデルについてはお困りの方も多いようです。(おかげさまなのですが)

昭和35年から時を刻み、お持ち主様と共に国鉄列車の安全運行最先端で活躍してきたであろうセイコー鉄道時計(手巻き)とのご縁をいただいた。 ひと月ちょっとのお預かり、オーバーホール(分解掃除)一式を済ませて職人の元から帰還した時計に再会。ゼンマイを手巻きで巻き上げ時間をピタリと合わせて数日間の動作確認。これは全ての時計修理後に行う最後の仕上げとも言える大切なひと手間。 分かりやすく国鉄の刻印がされている時計だからこそ想像が膨らむ、てこともあるだろうけれど。 昭和35年、ピカピカの鉄道時計を手にした鉄道マン、制服に身を包み胸を張ってこの時計と共に、列車の安全運行に日々励んでいたであろう、そのお姿が浮かんだ。胸が熱くなってジーン😭 チッチチッチと軽やかに弾む様に時を刻む時計がやたらたくましく聴こえる、過去の想いが時計の中に宿っているのだろう…。 ありがとうの想いで溢れる。

今この時、こうしてJR名古屋駅構内に小さな時計屋という修理屋が在ることも奇跡、小さな時計屋で65年前の国鉄の鉄道時計が復活するのも奇跡。 ご縁とは目に見えないだけで全部全部どこかで繋がっているものなのだろうな、なんて事を感じて胸が熱くなっちゃって…。 そんな自分の妄想から届く感動的な体感、創業から数年間はそんなこと想いもできないほど、まじ必死だったけれど、いつからか、ご縁いただく全ての時計にまつわるそれぞれの小さくも深い感動ストーリー達に、日々支えられている。

それぞれにとってそれぞれ善き時と共に 在れます様に✴︎

有難う御座います🙏