修理品達が教えてくれる事

2022年1月21日(金)

数日前から日に日に名古屋駅構内は静かになっている。メディアの影響でしょう、昨日はその減り幅も半端なく……、ガラーーーーーーン。

『これじゃもたないかもな(笑)』なんて想う意識すら、もう何処か遠くにいっているから、3年目のいま心はとても穏やかなものだ…。必要なければ無くなるだけの事だろう、と腹を括っている。 (大丈夫皆様が支えてくださる筈、とも思っている笑)

そんな中だからこそ、静かながらも心がビンビンとあれこれをキャッチする。 「体験(感)学習」といったところだろうか。

BVLGARIブルガリの時計の革ベルト交換。  東京mimosaミモザのエミッタブルー(イタリアンレザー/ブルー/5500)をお選びいただき、スタッフの手仕事によってカット、加工、コバ塗り、取り付け。の工程を経て仕上がりを迎えた。

美しい〜!! カットもキレイ、コバ色も悪くない、隙間ができない様にと0、5mmをうめるためにステンレスの丸カンをスペーサーとしてかませるスタッフの気遣いも、パーフェクト。

「時計が革ベルトを」「革ベルトが時計を」お互いがお互いを引き立てあう感じがとっても美しい、バランスの良い仕上がり。

念のためですが、この加工は無料サービスです(笑) お求めいただいた革ベルトがお持ち主様と共に最善の時を刻みます様にと、想いを込めてお仕え事。

人も、モノも、思考も。自然や地球だってきっと全部はコレに尽きるのだろう、て。 それが共存共栄の本質だろう、て。  周りが目の前が、静かだからこそ、修理品ひとつひとつが丁寧に教えてくれることが、胸に響きわたる。 全てがこの身の栄養となる。

かけがえのない時に、感謝いっぱいです。