任せて任せず
松下幸之助さんのお言葉。
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「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、人に仕事を任せる場合、
原則としては、こういう仕事をやりたいと思っている人にその仕事を任せる、
ということが良いのではないかと思います。
しかし、任せてはいるけれども、絶えず頭の中で気になっている。
そこでときに報告を求め、問題がある場合には、適切な助言や指示をしていく。
それが経営者のあるべき姿だと思います。
これは言いかえますと『任せて任せず』ということになると思います。
任せて任せずというのは文字どおり『任せた』のであって、決して放り出した
のではないということです。
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昨年、松下幸之助記念館にお邪魔した時に出会った言葉。
つくづくと…。
今ほど強く、この言葉を痛感した事はこれまであっただろうか。
いよいよ東京、その近郊、大阪、兵庫、福岡などで緊急事態宣言となりそうですね。
『普通』が普通ではない、実は『奇跡のような有難いコト』だったのだと、
誰もが痛感している令和2年春。
だから、といって特別大きく変化する訳でもなく、ただ、
「気持ちを落ち着かせて粛々と、イマをしっかり味わうことのみに、全集中!!」
と奥底で感じ、マイペースで静かな自分もいるようにも想えます。
小さな時計屋の主力、修理専門スタッフTくんは、いつでも粛々と作業をします。
「こんな時」でも、彼の仕事は今までと(私の知る限り16年近く)、何も変わりません。
「すごい子だな〜。」とつくづく感心するばかり。…感謝ですね!!
店頭を留守にし、用事を済ませに出かけられるのも、T君のおかげさま。
『任せて任せず』
この言葉を身をもって体感させて頂いております。
幸之助さん!! 素敵な言葉をありがとうございます。
さて、今日は火曜日定休日。
そして、かけがえのない大切なお方のご命日でもあります。
どうも苦手な事に対しては気がすすみませんが、経営者としてやるべき仕事を粛々と(笑)
そしていま在る奇跡のご縁に手を合わせ、心の波を鎮め…。
がんばらせていただきます!!
皆さま、どうぞ心身ともにお健やかにお過ごしくださいませ。
(写真はKさんから届いた奈良県、大神神社の桜です)
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11時〜19時 の短縮時間での営業とさせて頂きます。
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お叱りはごもっともでございますが、
どうかご理解くださいます様、よろしくお願いを致します。
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