2025年11月7日(金)
あっという間に11月も1週間が過ぎ、そろそろクリスマスや年末を意識する時期かと気づく。年賀状の準備やら年内修理仕上りの段取りやら…。時の流れが本当に速いッ、早過ぎる💦 光陰矢の如し そう分かっているからこそひとつひとつ、一々丁寧に向き合わなきゃと想っているのに気持ちと身体とが追いつかず、つい忙しなく過ごしてしまって……、結局のところ まコレも私らしくてイイのか!? なんてとこに着地させてしまう。


今回はジュエリーの修理について。
金相場が上がっているこの数年は、ジュエリー(貴金属)とは言っても宝石というよりアクセサリー寄り、純度の低いK10、K14素材が市場に増えている。それにステンレスやシルバー素材またそれらにメッキを施された製品も増えるばかり。 素材よりもブランド名やデザイン重視の傾向にあるのかな。 だからこそ、日々の使い方によっては短期間で破損や不具合が生じる事もある様で。ご相談いただいても修理可能なものばかりではなく、商品購入と変わらない修理代がかかるモノもあり申し訳なく感じる事すらある。


金製やプラチナ製、それからシルバー925製であれば修理可能なものも多い。しかしながら、メッキの施しがされているものであればそのメッキの風合いを同じ様に再現できる訳ではないため修理のお勧めはできないこともしばしば。
サージカルステンレスや錆びないをウリにされているゴールドプレートなどは、そもそも修理する前提では作られていないので修理を検討するより買い替えた方が得策かと思える。


そんなこんなで、ジュエリーや貴金属と呼ばれるモノの修理は可能ですが、アクセサリーの修理はとなると専門外と言わざるを得ないのかな、と最近感じている。ジュエリーとアクセサリーの違いは一体なんなのかすら曖昧。できることはやらせていただきますが全て修理が可能なモノばかりでない事を知った上で、少しでも長く使える様、使い手の取り扱いも要注意、という事になるのでしょうか。
どうぞそれぞれに善き様に🙏✨
あっという間にまた週末、がんばりましょッ✨
