アンティーク時計の修理

2024年5月26日(火)『本日5/26は火曜日のため定休日です』

季節の変わり目、寒暖差やら年齢やら(?!)とにかくアレやコレやの影響を受け、体調を崩しやすい季節でもある様で。できる限り身を鎮め身体の声に耳を澄ませ、少しでも整えながら過ごしたいものです。 年齢にあった、自身の心身の状態にあった生活スタイルを日々心がけなきゃですね〜、40代の時の様にはいかないな…て実感するこの頃です。

これから梅雨や暑い季節を迎える日本、アンティーク時計の不具合に関するご相談が増える季節。 言いかえれば、メンテナンスに適した季節とも言えるのでしょうか ☺︎ アンティーク時計をコレクションされている方の中には『夏はアンティークは腕にのせないから今のうちにメンテナンスを』と考える方も実際 多い。 そんな流れで、今回はアンティーク扱い(年代物)の時計達の修理、について少しご紹介を。

構造や経年により汗や湿気が入りやすかったり、年数経過により油切れを起こしたり、その時が来ると本格的に不具合が生じる。不具合が本格的に進むとピクリとも動かなくなり、それから修理のご相談をいただく、ということも多い。

完全に動かなくなってからの修理に比べ、動きはするけど狂いが生じる(遅れや進み)状態での修理の方が、交換パーツの対応や仕上がりの精度等、状態良く仕上がりを迎えるものが多い。 もちろん不具合の有無には関係なく、定期的にメンテナンスとしてオーバーホール(分解掃除)をしながらお使いになられてる方もみえ、これは修理屋として一番嬉しいことでもある…。

小さなことでも、違和感があればお早めに、どうぞお気軽にお持ちくださいね。

『人の身体も時計も同じ』つくづくそう想う。

日頃の些細なことの繰り返しが大切、時計を整え、時を整え、気持ちよく心身整えていかされたいものです。

どうぞそれぞれに善き時をお過ごしくださいませ。