お蕎麦に学ぶ

お蕎麦に学ぶ

ご常連のお客様から、「 お蕎麦をすする 」 てことの意味を

お聞かせいただきました。

もともと中国から入っていたお蕎麦の歴史。でも中国の方は音を立てて食べないそうで…

音を立ててすすり始めたのは禅宗の僧侶だそうです。

人は生きていくために、他の生命をいただく。

馬や家畜も、魚やエビも、そして野菜や果物、それから木の実も。

だからこそ生命をいただく際に最高に喜び味わい尽くしていただく。

そんな想いで、お蕎麦を思いっきりズルズルとすする文化が構築された。

と、  少し入ったお酒のせいか気持ちよさそうに(笑)お話しされたB様のお言葉が

自身の中でズキーンと、響いた。


このタイミングでたまたま内臓の暖機運転中(?!)の自分の体に

お蕎麦ではなくなぜか(笑)   マグロの頬肉定食。

感謝いっぱい、いただきますと手を合わせ、ゆっくり味わった。

   最幸(最高)に美味しい食事をいただきながら、生命に感謝。

確かに、手足があるものの命は感じても、お野菜や蕎麦に生命を感じながら、

ということまでは、なかなか……。    

普段から、時計や貴金属も、家具や電化製品も、

全てのものに生命(魂)が宿っていると思い、無意識に言葉をかけ、

話しかけている事を思い出した(笑)

これからは、もっと、もっともっと言葉を、想いを、大切にしよう。

優しい風(ルアハ)が誰かに、ナニカに、届きますようにと、心を込めてー☆

テル