時計の防水(耐圧)試験

7月23日(木)

時計の防水試験

時計の電池交換と、それに伴う防水耐圧試験について。

この一連の作業のことについて、例えボンヤリとでも、ご存知の方は、

いったいどのくらいいらっしゃるのだろうか。

時々、思う「この事」。

土用の丑を迎え、8月もすぐそこ。そろそろ真夏本番!!

てことでタイミング的にも今なのかな。と…。

ご存知の方も、改めてどうぞ復習がてらお目通しを下さいね(笑)

時計と言っても、それはそれは多くの種類があり、それぞれの基準

というのがございますものの…。

ヴィンテージ、アンティーク、ファッションウォッチ、などを省き、ここ最近

よくお見かけするブランド時計であれば、10BAR とか、100M とかって、

時計の裏蓋や文字盤に記載がされているものが多いのではないでしょうか。

人気の時計ブランド。オメガ、タグホイヤー、の中には防水耐圧性が高いシリーズもあり、

その場合、200M、300Mなどと記載のあるものもございます。

『防水試験』とは、電池交換やオーバーホールなどで時計の裏蓋を開けた際などに、

記載のある圧力に耐え得るか否かの確認をするために、ガラス面に直接、真空で

圧力をかけてゆき、それを確認する検査の事です。

防水試験をしたからと言って防水性が高くなるのではなく、その時点で耐えられているのか

否かの確認をするのです。『あくまでも、安心して使うために』

電池交換の際に耐圧試験をご依頼いただきますと、必要な場合のパッキン交換代金等も

諸々含め電池交換代金+2,000(税別) となります。

小さな時計屋では、強制ではなく、ご自身の使用状況に応じて、ご選択いただき

それに沿うようにしております。

防水耐圧試験についてのご質問はいつでも店頭スタッフにお声がけくださいね。