「自他同心」

1月8日(金)

比叡山延暦寺が年始に発信された令和3年のお言葉だそうです。

「自他同心」

今のこの国全体の課題ですね。ということは私達一人ひとりの課題という事。

普段からマスクで表情を隠し距離感を保つ事で互いの顔色どころか放つ表情も空気感も

読み取れず、残念な行き違いも、その末の分断も、あっさりと致し方ないと捉える。

一方どこかで、自分には直接関係ないから、距離あるからと、感じるのか。

気分は、まるで遠く離れた対岸の火事。

いやいや、関係ありますよ、全てはひとつ。自分の中で起きている事なのだから。

(と、そんな様なコトをグルグルと想像を巡らせたり。笑)

例えば、水の中で底に足がつけば後は自然と浮上する様に、

限界まで振り切るからこそ反動で流れが転じ、また新たな流れが生じる。

今まさに起こる時。

なんとなくだけど、そういう事なのかな〜て。

これまで、全力であたることによってその先の道が切り開かれてきた様に。

あきらめてはならないことを、あきらめずに。

大切なものが何かを自覚し、大切なものを大切にし。

それぞれ自由だけど、決して自分勝手にならない様に。

生きとし生けるもの全ては、ウイルスも病の元も、自然も、

決して敵ではなく、共存共栄を目指しこの地球上でいずれ共に

手を繋ぐことになる大切ないのち同士。

人類だけが、私だけが、我こそはと先にゆかずとも、道はどうぞと譲ればいい。

私個人的には、これまでの集大成の様にもスタートラインの様にも感じる2021年。

与える事によってのみ受けることのできる「喜び」の中で生かされ、

いつでも心の底は穏やかに、凪。

モノゴトは冷静に判断した上で決断し、決めたら覚悟をもって迷わず進む。

そんな自分で在りたいと、強く想うばかりです。

とはいえ、まだまだ何もできていない自分がヘッポコ過ぎて(苦笑)

とにかく情けない限りなのですが (苦笑)

せっかく人生を折り返すこのこのタイミングで、こうして笑えちゃうほど

デッカい課題をいただいたのだもの、 ひとつひとつ味わって、意識を向けて。

個別最適は時に全体最悪になる。コレをひしひしと感じた2020年。

だからこそ、今。

『自他同心』という言葉が目の前にやってきたのだろう。

ピンと来た方はどうぞご一緒に(笑)

今年一年、この課題に共に向き合ってみませんか?笑。