時計革ベルト交換

2021年7月17日(土)

我ら小さな時計屋は、時計屋といっても時計の修理や加工の方に断然力が入っている(笑) ナゼって私が販売より修理のご相談にのるのが好きだから(なんて身勝手な😆) なによりも、古き良きもの、想いのこもったもの、を是非人生に欠かせない相方として、共に時を刻んでいただきたいから。 そして、モノに宿るナニカを静かに感じていただきたいと想うから…。

その流れでこの10年、少しづつ増やしてきた店頭に並ぶベルト達。  時計ベルトを気持ちよくご覧いただける様にと店頭ディスプレイを増設した春頃からか、以前とは比べものにならないものの、ベルト選びのご相談をいただくことが増えました。 それが嬉しくもあり、なにより楽しい♪♪♪

ウレタンやナイロン素材のモノも充実させています。(こちらの時計のお持ち主様は仕上がり見た瞬間めちゃくちゃ嬉しそうでした〜)

真っ白な文字盤に合わせたスカイブルーやレッド。 そのお色の発色が文字盤の白さのなかで際立ち、素材感もそれぞれ素敵な仕上がり。どちらのお持ち主様もニッコリ笑顔でお帰りになられました。

お持ち主様方から「うわー素敵気に入った」「おー!いいですねバッチリです」なんて笑顔でお喜びの声を、何度もいただけることはもちろん嬉しい。そして大切にしたいのはその後なのです。お選び・交換はゴールではなくはじまりに過ぎない。 本当に思い通りに仕上がり蘇った時計を手にしたその瞬間から、お持ち主様は気持ちよく時を刻み始める。

その「ほんの小さな喜び」が渦のはじまりとなり、その先の大きな流れを創り出す。ソレこそが私のお仕え事。

昨日はご紹介したい時計達があまりにも多かったので、また続きを近いうちにと思います。ご利用くださった皆様ありがとうございました、どうぞ最善の時をお刻みください。