時計革ベルトの加工について(ヴィヴィアン編

2022年9月20日(火)

『本日9月20日は火曜日の為定休日です』

昨日は、台風14号の影響により名古屋駅構内店舗で15:00閉店の運びとなり、当店ももれなく時短営業と致しました。 もしかすると、その後お越しくださった方もいらしたのでは?と、少し気掛かりもありながら。    そして本日20日は火曜日ということで定休日。 重ねて、ご不便をおかけ致しております。

今日は小さな時計屋の強み。革ベルトのカット加工とお取り付けした事例のご紹介を。

お馴染みの「VIvienne Westwood」ヴィヴィアンウェストウッド。 少し明るめの茶色の革仕様のこちらの時計をイメージチェンジ♪ 革ベルトの接続部分が特殊形状のため、カット加工が必要。 お持ち主様がお選びになられた革は、カシスブランドのミシン目(ステッチ)のない薄いパールグレーの革。こちらを加工してゆきます。のでどうぞご参考になさってください。

カットした革は、汗水で痛みやすいなんて事の無いように、ハンダを使用し焼き溶かし、その後色合わせをしたコバを塗ります。乾燥させた上で時計に取り付けします。少し曲がれば全体的に仕上がりが不格好に。 日々毎日の様に施行するスタッフT君、かれこれ20年弱続けているから技術は相当かと(私の自慢でもありますw)

もちろん加工はサービスで行います。サービスという付加価値こそ、手間暇かけて丁寧におこないます。ここ数日は特にご依頼が多く当店の年季の入ったハンダさん大活躍(笑) そしてT君の経験値も爆上がり中!

有難いことです。経験を積むにはご依頼があってこそ。技術があるから自信持ってお受けできる。ありがとうのグルグル循環が渦を巻いています。

いまこのタイミングで営業時間短縮は正直いたい。しかしながら、小さな時計屋は多くの皆様からいただく信用信頼によってあたたかく有難く、支えられています。

感謝♾