時計革バンド選びのシーズンです

2022年4月8日(金)

灌仏会(花まつり) お釈迦様の誕生祭。宗教と呼ばれているアレコレには疎いものの、なぜか幼稚園や高校が仏教系だった私はふと思い出したりします。 言葉にすると「無宗教」のような感覚で生きながらも、代々ご先祖様方が信心してきた宗派というものがありお墓もあり、そこで手を合わせるわけで。 学生時代は国語や数学と同じように「宗教」という授業もあり、テストもあり。 社会に出てからもあちからこちから、ご縁に導かれ聖書を読んでみたり、真冬の五十鈴川で禊をしたり。 人にとって宗教とは、信じても信じなくても、全ては善きように護られている存在であって、 言葉にしたら「なくてもある」という事なのかなと、つくづく。

太陽の下で種を蒔きまたそれを刈り取る農民の姿にナニカを強く感じた画家もいるだろうし、 細々と商売を続けながら預かる修理品達から奥深い気づきを教わることだってある。 どうやら本当に大切なのは、特別なことなんかじゃなく、今ここにある目の前の日常!てことのようです(あくまでも私の勝手な解釈ですよw)

暖かくなり薄着になる春。 新生活に向けて一新する春。 そんなあれこれの理由からでしょうか、時計ベルトのご相談が多い春です。

せっかくなのでほんの一部ですが、ご紹介させていただきますね。

ベルト幅のサイズをお測りし合う中でお選びいただきます。ズラーッと並べられたベルトを見ているだけではなかなかイメージ出来ないので、実際に時計に合わせてみたりしてお悩みの方が多いため、厚みやお色、使用感などの個々の特徴についてお伝えし参考にしていただくようにしています。

最終実際に取り付け後ご試着いただき、ご納得いただいてご成約。腕回りの細い方は革に穴足しをしサイズチェック。この時のお客さまの嬉しそうな笑顔がたまらない瞬間となります(笑)

この春も、3月以降〜これまでに、150件以上のベルト選びのご相談に応じています。なんて嬉しいことでしょう〜。 (ただただ感謝です)

それぞれがそれぞれに最善の時を刻めますように、なんて事をそっと祈り込めて時計を拭き拭きしてお渡しすることも、……、もしかしたら宗教感あっての事なのかもしれないな(笑) なんて思うと、もしかしてわりと信心深いのかもしれないな〜。笑

ま、『信じるものは救われる。』てことにしておきましょう。

名古屋周辺、この週末までが最終お花見シーズンとなりそうですね〜。  皆様どうぞ、楽しい週末を、ご安全に過ごしくださいね。