有限会社 小さな時計屋 創立記念日

2020年9月7日(月)

本日9月7日(月)は 有限会社小さな時計屋 起業から17年目の創立記念日。

たんぽぽの綿毛の様に、吹けばあっという間にどこかに消えてしまうほど、

規模の小さな法人の創業日など、大切な誰かのお誕生日に比べると、ほんと、

たいそうな事でもない訳で…。

(間違いなくこの世で私だけが固執している…笑)

そりゃそうですよ…。

33歳ゾロ目スタートの私は、まさに全身全霊を賭けた。

気合と根性だけを詰め込み、マジで人生かけてきましたから(笑)

「失敗したら路上生活者になるかもしれない」とまで…本気で覚悟して。

実際にそんな夢にうなされたりして不安で眠れなかった頃も、あったっけ(笑)

50歳を前にした今となっては、それもが懐かしく感じられ、いつしか自らを信じる

「強さ」と「感謝」で溢れている。(同じくらい自我もありますが…笑)

皆様方からいただくありがとうと感謝の想い、スタッフの頑張りに支えられ、

非常にあたたかな安定感の中に在る今が幸せでしかない。

荒ぶる嵐と共に、人は今、確実に大きな転機を迎えている。

善と悪、光と闇、自粛と経済活動、相対するモノゴトの全てが融合してゆく時。

力でもなく、数字でも量でもなく、自分さえ、でもなく。そんな不安定なものではなく。

自我をも隠さずまんま受け入れ、消化しきった向こうに在る「光?」の様なものの中に、

大きな安定感に包まれた、無限の愛が溢れる世界。

そんな時が、これから刻まれはじめるのではないかと想っている。

何があれば幸せ? 何があれば満足? 何があれば豊か?

そう皆が問いかけられている時なのではないだろうか。

砂時計の中の砂が、優しく音も立てずにサラサラと、静かに。

でも確実に時を刻んでゆく様に、優しく穏やかに…時には儚げに…、

何があっても「最善の時」を。

…私は。

大きな愛の中で、自由に、まんま、サラサラと。

砂時計の中で落ちゆく砂のかけら達の様に、優しく時を刻み続けたい。

心からそう想える17年目の創立記念日。

台風の影響が気になる9月。 …どうか小難、無難に治まりますように。